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Webエンジニアが習得すべき言語一覧とWeb開発での選び方を解説

Webエンジニアを目指す際、最初に迷いやすいのが学ぶ言語の選び方です。

本記事では、HTML・CSS・JavaScriptなどのフロントエンド言語から、PHP・Java・Pythonなどのサーバーサイド言語まで、特徴や用途、学習順序を整理して解説します。

未経験からWeb開発を学びたい方や、転職に向けて必要なスキルを把握したい方は、自分に合う言語選びの参考にしてください。

目次
松本 隆志 採用統括グループ長
著者:株式会社ワールドインテック採用統括グループ長/松本 隆志

WebエンジニアはWeb開発の目的に応じた言語の習得が必須


Webエンジニアを目指すなら、まず「どの領域の開発に関わりたいか」を明確にしましょう。

Web開発は担当領域によって、フロントエンド、サーバーサイド、インフラなど、さまざまな職種が存在します。それぞれ扱う技術や役割が異なるため、習得すべき言語も異なります。

Web系プログラミング言語は、主に「インタプリタ型」と「コンパイル型」の2つです。

種類

仕組み

実行速度

主な言語

インタプリタ型

ソースコードを命令ごとに一つずつ変換しながら実行する

コンパイル型より遅い傾向がある

JavaScript・PHP・Python・Ruby

コンパイル型

ソースコードをすべて変換(コンパイル)してから実行する

コンパイル後の実行速度が速い

Java・C#・Go

インタプリタ型は、コードを書いてすぐ動作を確認しやすい点が特徴で、Webサービスやアプリの開発現場で広く使われています。
コンパイル型は、実行前にコード全体を変換するため、処理速度や安定性を重視するシステムで採用されやすい言語です。
またWeb開発の領域ごとに使われる言語と役割も、下記の表にまとめました。

領域

主な言語

担当する役割

フロントエンド

HTML・CSS・JavaScript・TypeScript

ユーザーが直接見るWebページの構造・デザイン・動きを実装する

サーバーサイド(バックエンド)

PHP・Java・Python・Ruby・Go・C#

データ処理・データベース連携・サーバー上のアプリケーション構築を担当する

インフラ

Bash・Python・Java・Ruby

サーバー・ネットワーク・データベースの設計・構築・運用・保守を担当する

Webエンジニアに必要な言語は、作りたいもの、関わりたい仕事、目指す企業などによって、異なります。まずは領域ごとの役割を理解し、自分のキャリアに合う言語から学び始めましょう。

フロントエンドとサーバーサイドの役割の違い

フロントエンドとサーバーサイドの役割の違いは、以下のとおりです。

領域

担当する範囲

主な役割

主に使う言語・技術

フロントエンド

ユーザーが直接見る画面側

Webページの構造・デザイン・動きの実装

HTML・CSS・JavaScript・TypeScript

サーバーサイド

ユーザーから見えない裏側の処理

ログイン認証・データ処理・データベース連携・決済処理

PHP・Java・Python・Ruby・Go・C#

インフラ

Webサービスを動かす土台

サーバー・ネットワーク・データベースの設計、構築、運用、保守

Bash・Python・Linux・クラウド関連技術

フロントエンドは「画面を作る領域」サーバーサイドは「画面の裏側で処理を動かす領域」インフラは「サービスを安定して動かす土台を整える領域」です。

Webエンジニアとして学ぶ言語を選ぶ際は、まず自分がどの領域に関わりたいかを整理すると、必要な言語がわかりやすくなります。

Web系プログラミング言語を選ぶ4つの基準

Web系プログラミング言語を選ぶ際は、なんとなく有名な言語から始めるのではなく、目的に合わせて判断するのが大切です。4つの基準をまとめましたので、ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。

選び方の基準

確認するポイント

関わる仕事の領域

フロントエンドを目指すならHTML・CSS・JavaScript

サーバーサイドならPHP・Java・Pythonなどが候補になる

制作したい分野

Webサイト制作、Webアプリ開発、AI関連サービス、業務システム開発など、作りたいものによって使われる言語が変わる

需要とシェアの高さ

求人数が多い言語を選ぶと、転職や案件獲得の選択肢が広がる

勤務したい企業の使用言語

企業の規模や事業内容によって、採用されやすい言語が異なる

また企業規模ごとによく使われる言語についてもまとめました。

企業の種類

よく使われる言語

特徴

大規模ベンダー・SIer

Java・C#

金融機関・官公庁など大規模システム開発での採用が多い

ベンチャー・スタートアップ企業

TypeScript・Go・Ruby・Python

開発スピードと柔軟性を重視した言語が選ばれやすい

Web制作会社

HTML・CSS・JavaScript・PHP

Webサイト・WebアプリのフロントエンドとCMS連携に強い言語が中心

開発言語を効率よく学ぶなら、最初に目指す働き方を決めるのが近道です。

Web制作会社でサイト制作に関わりたいなら、HTML・CSS・JavaScript・PHPを中心に学ぶと実務に直結します。大規模な業務システム開発を目指すなら、JavaやC#を学ぶのがおすすめです。

言語選びで迷ったときは「どの領域で、何を作り、どの企業で働きたいか」を基準に整理しましょう。

フロントエンド開発で使うWeb言語の特徴と役割


フロントエンド開発では、HTML・CSS・JavaScriptの理解が欠かせません。

HTMLはページの構造、CSSは見た目、JavaScriptは動きを担当します。これらを組み合わせて、ユーザーがブラウザ上で操作するWebページを作ります。

近年は、JavaScriptを拡張したTypeScriptの採用も増えており、大規模なWebアプリ開発ではコードの安全性や保守性を高める目的で使われるケースが多くなりました。

まずはHTML・CSS・JavaScriptを押さえ、その後にTypeScriptを学ぶのが良いでしょう。

言語

特徴

難易度

求人数

HTML

Webページの骨組みとなるマークアップ言語

タグを用いてページの構造を記述する

多い

CSS

HTMLで作成した骨組みに色・レイアウト・フォントなどの装飾を施すスタイルシート言語

多い

JavaScript

Webページに動きをつけるプログラミング言語

フロントエンド・サーバーサイドの双方で使える

低〜中

非常に多い

TypeScript

JavaScriptを拡張した言語

データ型を明示することでエラーリスクを低減し開発効率を高める

増加傾向

HTMLとCSSは比較的学びやすく、Web制作の基礎として最初に習得しやすい言語です。一方JavaScriptやTypeScriptは、画面操作やデータ連携など実装範囲が広いため、実務ではより深い理解が求められます。

HTMLはWebページの骨組みを作るマークアップ言語

HTMLは、Webページの構造を作るためのマークアップ言語です。見出し、本文、画像、リンク、入力フォームなどをタグで記述し、ブラウザに「どの要素をどの順番で表示するか」を伝えます。

HTMLはWebサイト制作だけでなく、Webシステムのクライアントサイド開発でも必須です。ログイン画面、会員登録画面、問い合わせフォームなど、ユーザーが操作する画面の土台のほとんどは、HTMLで作られます。

ただしHTMLだけでは、見た目や動きの表現に限界があります。そのためCSSと組み合わせることで、色や余白、レイアウトを調整するのが一般的です。

さらにJavaScriptを加えれば、ボタン操作や入力チェックなどの動きも実装できます。

フロントエンドエンジニアを目指すならHTMLは基礎になるため、早い段階での習得を目指しましょう。コードの量は多くありませんが、正しい構造で書く力はSEOやアクセシビリティにも関わります。

そのため単に表示できればよいという考え方ではなく、読みやすく管理しやすいHTMLを書く意識が求められます。

CSSはWebサイトのデザインと見た目を制御するスタイルシート言語

CSSは、HTMLで作成したWebページにデザインを加えるスタイルシート言語です。文字の色、背景、余白、フォント、レイアウト、ボタンの形など、画面の見た目を細かく調整します。

HTMLがページの骨組みを作る言語なら、CSSは骨組みにデザインを施す役割です。たとえば同じHTMLでもCSSの指定を変えれば、シンプルな企業サイトにも、動きのあるキャンペーンページにも仕上げられます。

CSSは、HTMLとセットで使うのが基本です。どちらか一方だけでは、実務で求められるWebページを作るのは難しいです。特にレスポンシブ対応では、スマートフォン、タブレット、パソコンで表示を調整するため、CSSの理解が欠かせません。

またCSSは、ブラウザの種類やバージョンによって表示が異なる場合があります。たとえばChromeでは意図通りに見えても、SafariやFirefoxでは余白や配置がずれるケースも考えられます。

そのため実務では、複数の環境で表示を確認しながら調整する力も必要です。

JavaScriptはフロントエンド・サーバーサイド双方で使えるWebプログラミング言語

JavaScriptは、Webページに動きをつけるためのプログラミング言語です。ボタンをクリックしたときの表示切り替え、フォームの入力チェック、画像スライダー、ポップアップ表示など、ユーザーの操作に応じた処理を実装します。

フロントエンド開発では、HTML・CSSだけでは表現できない動的なコンテンツを作るためにJavaScriptが使われます。現在のWebサイトやWebアプリでは欠かせない言語であり、求人数も多いです。

またJavaScriptはフロントエンドだけでなく、サーバーサイド開発にも活用されています。Node.jsを使えばサーバー上でJavaScriptを動かせるため、画面側と裏側を同じ言語で開発しやすいです。

さらにReactやVue.jsなどのフレームワーク・ライブラリと組み合わせれば、Webアプリ開発の幅を広げられます。

画面の状態管理や部品化されたUIの実装に強く、実務でも多く採用されているため、フロントエンドエンジニアとして働くなら、JavaScriptは早い段階で身につけましょう。

サーバーサイド(バックエンド)Web開発で使う言語の特徴と役割


サーバーサイド開発は、ユーザーの画面に表示されない裏側の処理を担当します。会員登録、ログイン認証、決済、検索、データベース連携など、Webサービスの中核を動かす領域です。そのためフロントエンドとは扱う言語が異なります。

使用言語と特徴、求人数などを、下記の表にまとめました。

言語

特徴

難易度

求人数

主な用途

PHP

・データベース連携が容易でシンプルな構文

・HTMLに埋め込んで使える

非常に多い

WebアプリケーションのサーバーサイドおよびCMS(WordPress等)開発

Java

・JVMによりOSを問わず動作するマルチプラットフォーム言語

・堅牢性・セキュリティ性が高い

非常に多い

大規模Webシステム・業務システム・Androidアプリ開発

Python

・読みやすくシンプルなコードが特徴

・豊富なライブラリを持つ

多い

AI・機械学習・データ分析・Webアプリケーション開発

Ruby

・日本発のオブジェクト指向言語

・コードの記述量が少なく開発効率が高い

中程度

Webアプリケーション開発(特にスタートアップ・ベンチャー)

Go

・Googleが開発

・シンプルな構文と高速処理、並行処理が特徴

増加傾向

高速性・安全性が求められるWebシステム・大規模サービス開発

C#

・Microsoft社が開発したコンパイル型言語

・処理速度が速く信頼性が高い

中程度

Windowsシステム・Webアプリケーション・ゲーム・VR開発

サーバーサイド言語を選ぶ際は、作りたいサービスの規模や業界も考慮しましょう。Web制作やCMS案件ならPHP、大規模な業務システムならJavaやC#、AIやデータ分析も視野に入れるならPythonがおすすめです。

H3. PHPはWebシステム・Webアプリ開発に特化したサーバーサイド言語
PHPは、WebシステムやWebアプリ開発で広く使われている言語です。

HTMLに埋め込んで記述しやすく、データベースとの連携も比較的シンプルに行えます。問い合わせフォーム、会員登録機能、ログイン機能、記事投稿機能など、Webサイトに必要な処理を実装する場面の使用頻度が高いです。

特にWordPressをはじめとするCMSで使われており、企業サイト、メディア、ECサイトなど、世界中のWebシステムで採用されています。Web制作会社や受託開発で需要が高いため、求人数も多い傾向にあります。

構文がシンプルで学びやすく、サーバーサイド開発を初めて学ぶ人にもおすすめです。またLaravelなどのフレームワークを使えば、効率よくWebアプリを開発できます。

PHPを習得できれば、CMS案件からWebアプリ開発まで対応範囲を広げられ、キャリアアップにもつながります。

H3. JavaはOSを問わず動作する汎用性の高いサーバーサイド言語
Javaは、JVM(Java仮想マシン)上で動作するサーバーサイド言語です。JVMがある環境ならOSに依存しにくいため、Windows、macOS、Linuxなど幅広い環境で使いやすいです。

Javaは、金融機関、官公庁、通信、製造業など、大規模システム開発の現場で多く採用されています。堅牢性やセキュリティ性を重視する分野と相性がよく、長期間運用される業務システムでも使われやすいです。

またAndroidアプリ開発にも使われており、Web以外の領域でも活用できます。

難易度はやや高めですが、習得するメリットは大きいです。Javaは多くの言語に影響を与えているため、クラス、オブジェクト指向、型の考え方を学ぶと、他の言語にも応用しやすくなります。

特に大規模開発や安定した企業案件を目指すなら、ぜひ習得しておきましょう。

H3. PythonはAI・機械学習領域でも活用されるWeb開発言語
Pythonは、読みやすく書きやすいコードとして知られるプログラミング言語です。

文法がシンプルで初学者でも理解しやすいく、コード量も比較的少ないため、Web開発以外の分野でも使われています。

特にAI、機械学習、データ分析の領域では、Pythonの需要が増加中です。豊富なライブラリでデータ処理や数値計算、画像認識、自然言語処理などに活用されているため、WebサービスにAI機能や分析機能を組み込む場面などで役立ちます。

またWebアプリケーション開発では、DjangoやFlaskなどのフレームワークがよく使われます。Djangoは管理画面や認証機能などを備えた大規模開発向け、Flaskは軽量で柔軟な開発に向いています。

将来的にAIやデータ活用を視野に入れるなら、積極的にPythonを学びましょう。

H3. RubyはスタートアップのWebアプリ開発で採用されやすい日本生まれの言語
Rubyは、日本で生まれたオブジェクト指向のプログラミング言語です。

シンプルで読みやすいコードを書きやすいため、記述量を抑えながら機能を実装しやすく、Webアプリ開発との相性がよい言語として知られています。

RubyがWeb開発で広く使われる理由の一つに「Ruby on Rails」があります。

Ruby on Railsは、Webアプリ開発に必要な仕組みをまとめたフレームワークです。ログイン機能、データベース連携、画面表示などを効率よく作りやすく、短期間でサービスを立ち上げたい現場に向いています。そのためRubyは、スタートアップやベンチャー企業で採用される傾向にあります。

また新規サービスの開発スピードを重視する企業とも相性がよく、求人数も多いです。

効率よくWebアプリを作りたい人や、ベンチャーでの開発を目指すWebエンジニアは、Rubyの知識を身につけておくと、活躍の幅が広がります。

H3.GoとC#は高速性・安全性が求められるWebシステム開発で使われる言語
Goは、Googleが開発したプログラミング言語です。構文がシンプルで読みやすく、高速処理や並行処理に強いため、複数の処理を同時に扱いやすいです。そのためアクセス数の多いWebサービスや、大規模なシステム開発で採用されています。

求人数はJavaやPHPほど多くないものの、クラウド、バックエンド、マイクロサービスの分野では注目度が高まっています。将来性を重視するなら、学習候補に入れておきましょう。

C#は、Microsoft社が開発したコンパイル型言語で、処理速度が速く信頼性の高い開発に向いています。WindowsシステムやWebアプリケーションに加え、ゲーム開発やVR開発でも使われています。特にUnityを用いたゲーム開発では、C#の知識が重要です。

C#はJavaと文法の考え方が近いため、Javaの経験がある人は比較的学びやすいでしょう。企業システム、Microsoft系の開発環境、ゲーム・VR分野に興味があるなら、ぜひ習得しておきましょう。

Webエンジニアが言語を習得する順番とおすすめの学習方法


未経験者は、最初から複数の言語を同時に学ぶのは避けたほうが無難です。まずはHTML・CSS・JavaScriptでフロントエンドの基礎を固め、その後PHP・Java・Pythonなどのサーバーサイド言語を学ぶと良いでしょう。

フロントエンドは学習内容がブラウザ上ですぐ見えるため、理解しやすく挫折しにくいです。また画面の構造、デザイン、動きの仕組みを理解してからサーバーサイドを学ぶと、Webサービス全体の流れも把握しやすくなります。

学習方法は、書籍、オンライン学習、プログラミングスクールの3つが代表的です。費用を抑えたいなら独学、効率や転職支援を重視するならスクールがおすすめです。

未経験者はフロントエンド言語から学習を始めることが推奨される理由

未経験者は、HTML・CSS・JavaScriptから学習を始めましょう。

HTMLはWebページの構造、CSSは見た目、JavaScriptは動きを担当します。3つをセットで学ぶと、Webページがどのように表示され、操作に応じてどう変化するのかを理解しやすくなります。

また成果が目に見えやすい点も、初学者におすすめできる理由です。フロントエンドはコードを書けば、ブラウザ上でレイアウトやボタンの動きをすぐ確認できます。エラーの原因も比較的追いやすいため、初学者でも学習を続けやすいです。

言語習得に役立つ3つの学習方法の特徴と選び方

Web系プログラミング言語の学習方法は、大きく分けて以下の3つです。

  • 書籍
  • Webサイト/オンライン学習
  • プログラミングスクール


どの方法にもメリットとデメリットがあるため、費用だけでなく質問環境や学習の続けやすさも比較しましょう。

学習方法

費用

メリット

デメリット

向いている人

書籍

(1冊1,000〜4,000円程度)

・自分のペースで学習できる

・繰り返し参照できる

わからない部分を質問できず挫折しやすい

・学習計画を自己管理できる人

・費用を抑えたい人

Webサイト・オンライン学習(Udemy・Progate等)

低〜中

(無料〜月数千円)

・いつでもどこでも学習できる

・動画で直感的に理解しやすい

・体系的に学べないサービスもある

・質問できない場合がある

・スキマ時間に学習したい人

・まず試してみたい初心者

プログラミングスクール

(数十万円程度)

・カリキュラムが体系化されている

・講師への質問ができ挫折しにくい

・就職・転職サポートが受けられる場合がある

費用が高い

・確実にスキルを身につけたい人

・転職活動と並行して学びたい人

独学は費用を抑えやすいですが、つまずいたときに解決まで時間がかかります。未経験者は、エラーの原因が文法なのか、環境設定なのか、考え方の問題なのかが1人では判断しにくいです。

プログラミングスクールは費用がかかりますが、学習範囲が整理されている点や講師に質問できる点が強みです。転職を目的にするなら、ポートフォリオ作成やキャリア支援まで受けられるスクールも選択肢になります。

費用が気になるなら、まず独学で学び、限界を感じた段階でスクールを検討すると良いでしょう。

言語習得の証明に役立つWebエンジニア向け資格

Webエンジニアは、資格がなくても就業可能です。

しかし資格は、学習内容を客観的に示す材料になります。実務経験がほぼない未経験者は、資格があると企業に基礎知識や学習意欲をアピールできるため、取得しておいて損はありません。

取得をおすすめしたい資格を表にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

資格名

対象言語

難易度

概要

HTML5プロフェッショナル認定試験

HTML・CSS・JavaScript

低〜中

・Level1(HTML5・CSS3)とLevel2(JavaScript)の2段階構成

・フロントエンドエンジニアを目指すなら、最低でもLevel2の取得が推奨される

Java SE 11認定資格(Oracle認定Javaプログラム)

Java

中〜高

・Bronze(入門)・Silver(実務)・Gold(上級)の3段階構成

・Oracleの国際資格のため、グローバル企業への転職にも有効

Python3エンジニア認定基礎試験

Python

・経済産業省のガイドラインに基づく内容

・基礎試験合格後、実践試験の受験が推奨される

・Pythonをメイン言語とする場合は取得しておきたい

Ruby技術者認定試験

Ruby

・シルバー(基礎知識)とゴールド(設計技術)の2段階構成

・多肢選択式のコンピュータ試験

PHP技術者認定試験

PHP

低〜高

・細かくランク分けされておりスキルレベルに応じた受験が可能

・テキストや公開講座も充実している

CIW JavaScript Specialist

JavaScript

・14のカリキュラムで基本文法からデバッグ技術まで体系的に学べる国際資格

・正答率70.9%以上が合格ライン

また転職活動では、資格に加えて制作物も重要です。HTML・CSS・JavaScriptならWebサイト、PHPやPythonなら簡単なWebアプリを作ると、スキルを具体的に伝えやすくなります。資格はあくまで補助材料として活用しましょう。

Webエンジニアの言語に関するよくある質問


Webエンジニアの言語に関してよくある疑問に回答します。

Webエンジニアは何個の言語を習得すればよい?

Webエンジニアが習得すべき言語の数は、担当する領域によって異なります。

フロントエンドエンジニアを目指す場合は、HTML・CSS・JavaScriptの3言語が必要です。

一方フルスタックエンジニアを目指すなら、バックエンド言語を1〜2言語追加で学ぶとよいでしょう。PHP・Java・Python・Rubyなどを扱えるようになると、画面側だけでなくデータ処理やデータベース連携にも対応しやすくなります。

ただし最初から多くの言語に手を出す必要はありません。まずはHTML・CSS・JavaScriptの3つを固め、その後目的に合うバックエンド言語を学ぶのがおすすめです。

未経験からWebエンジニアになるにはどの言語から始めるべき?

未経験からWebエンジニアを目指すなら、まずHTML・CSS・JavaScriptを学びましょう。

HTML・CSS・JavaScriptはWebページの基本言語のため、フロントエンド開発では必須です。学習内容がブラウザにすぐ反映されるのが特徴で成果を確認しやすく、初学者でも挫折しにくいです。

またHTML・CSS・JavaScriptは求人数も豊富で、Web制作会社や事業会社のフロントエンド開発でも広く使われています。そのため最初にこの3つを押さえると、Webサイト制作や簡単なWebアプリ開発へ進みやすいです。

WebアプリとWebシステムの開発で使う言語は異なる?

WebアプリとWebシステムは、どちらもフロントエンドとサーバーサイドの両方で構成されます。そのため開発言語は基本的に同じです。

ただし開発規模や目的によって、選ばれやすい言語は異なります。たとえば小〜中規模のWebアプリでは、開発スピードが速くフレームワークも充実しているPHP・Ruby・Pythonが使われるケースが多いです。

一方大規模なWebシステムや、金融機関、官公庁、業務システムなどでは、安定性や保守性、処理性能が高いJavaやC#が採用される傾向にあります。

言語を選ぶ際は、アプリかシステムかだけでなく、規模、用途、運用期間まで含めて考えましょう。

まとめ


Webエンジニアに必要な言語は、目指す職種や担当したい開発領域によって異なります。

フロントエンドを目指すなら、まずHTML・CSS・JavaScriptを学びましょう。サーバーサイドまで担当したい場合は、PHP・Java・Python・Ruby・Go・C#などから目的に合う言語を選ぶのがおすすめです。

またWebエンジニアとして成長するには、言語の知識だけでなく実際の開発現場での経験も欠かせません。

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松本 隆志 採用統括グループ長
株式会社ワールドインテック採用統括グループ長
松本 隆志

採用組織の責任者として、戦略立案から広報、ブランディングまでを統括。「継続は力なり」を座右の銘とし、昨日より今日、一歩前進する姿勢とチームワークを重視する。趣味のゴルフや運動で培った活力を活かし、技術者や研究者が「なりたい姿」を諦めず、自身の可能性を最大限に広げられる社会の実現と環境構築に尽力している。

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