IT業界17の職種を一覧で紹介!平均年収やおすすめの仕事も【未経験者必見】

「IT業界に興味があるけれど、職種が多すぎて何が自分に合っているのかわからない…」
「システムエンジニアとプログラマーって、具体的に何が違うの ?」
このようなお悩みを抱えていませんか?
一口にIT業界といっても、仕事内容はどのジャンルを選ぶかによって全く異なります。自分に合ったキャリアを選ぶためには、まず業界の全体像を正しく理解するのが重要です。
この記事では、IT業界を5つのジャンルに分類し、それぞれの代表的な職種と仕事内容を一覧でわかりやすく解説します。
IT業界は5つのジャンルに分類される【職種一覧】
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ひと口に「IT業界」といっても事業領域は幅広く、求められるスキルや職種も多岐にわたります。自分に合った職種を見つけるためには、まず業界を大きく5つのジャンルに分けて整理するのが近道です。
ここではIT業界の主な5つのジャンルと、それぞれの代表的な職種について解説します。
ジャンル | 職種 |
|---|---|
ソフトウェア | システムエンジニア(SE) |
ソフトウェア | アプリケーションエンジニア |
ソフトウェア | プログラマー |
ソフトウェア | プロジェクトマネージャー |
ソフトウェア | 組み込みエンジニア |
ソフトウェア | 回路設計エンジニア |
ソフトウェア | サービスエンジニア |
インターネット・Web | Webエンジニア |
インターネット・Web | Webデザイナー |
インターネット・Web | Webディレクター |
情報処理サービス | ITコンサルタント |
情報処理サービス | セールスエンジニア |
情報処理サービス | セキュリティエンジニア |
情報処理サービス | データサイエンティスト |
通信インフラ | ネットワークエンジニア |
通信インフラ | インフラエンジニア |
通信インフラ | サーバーエンジニア |
ソフトウェア
ソフトウェアは、コンピューターやスマートフォンなどのハードウェア上で動作する「プログラム(ソフトウェア)」そのものを開発・販売する業界です。
大きく分けて、WindowsやmacOS、iOSといった機器全体を管理する「OS(オペレーティングシステム)」と、OS上で動くExcelや会計ソフト、スマートフォンアプリなどの「アプリケーションソフト」の2種類があります。
かつてはパッケージ製品(箱に入ったソフト)を販売するビジネスモデルが主流でしたが、現在はインターネット経由で機能を提供する「SaaS(Software as a Service)」や、クラウドサービスの普及により、サブスクリプション型のビジネスモデルへ移行しているのが特徴です。
この業界で活躍する主な職種は、以下の通りです。
職種 | 仕事内容 | 向いている人の特徴 |
|---|---|---|
システムエンジニア(SE) | ・顧客へのヒアリングを通じて必要なシステムを明確化し、要件定義・設計を行う ・プログラマーへの指示や進捗管理など上流工程を担当する。 | ・顧客と開発側の橋渡しができるコミュニケーション力が高い人 ・筋道立てて考えられる論理的思考力がある人 |
アプリケーションエンジニア | ・パソコンやスマートフォンのアプリケーションを開発 ・業務系からゲーム・SNSまで幅広い分野で、画面の使いやすさも意識して実装する | ・「使いやすさ・見やすさ」を考えられるユーザー目線がある人 ・OSや技術の変化などトレンドに敏感な人 |
プログラマー | ・SEやアプリエンジニアが作成した設計書をもとにコードを作成 ・動作確認やデバッグを行ってシステムを形にする | ・長時間コードと向き合える集中力と忍耐力がある人 ・新しい技術や言語を学ぶのが好きな知的好奇心の強い人 |
プロジェクトマネージャー | ・システム開発プロジェクトの責任者として、スケジュール・予算・品質を管理し、トラブル対応や顧客折衝を含む全体調整を行う。 | ・チームを率いるリーダーシップがある人 ・進捗遅れやリスクを早期に察知し対策できる危機管理能力と決断力を持つ人 |
システムエンジニア(SE)
システムエンジニアは、顧客へのヒアリングを行い「どのようなシステムが必要か」を明確にする要件定義や、要件を実現するための設計図の作成が主な仕事です。
プログラミングを行う場合もありますが、多くの場合は設計とプログラマーへの指示出し、進捗管理といった「上流工程」を担当します。
【向いている人の特徴】
- コミュニケーション能力が高い人:顧客の要望を正しく聞き出し、開発チームに正確に伝える必要がある
- 論理的思考ができる人:矛盾のないシステム設計を行うため、筋道を立てて考える力が求められる
アプリケーションエンジニア
パソコンやスマートフォンのアプリケーション開発を担当する仕事です。
業務効率化ツールから一般ユーザー向けのゲームやSNSアプリまで、対象は幅広いです。システムの裏側のロジックだけでなく、ユーザーが直接触れる画面(インターフェース)の使いやすさを考慮した開発も求められます。
【向いている人の特徴】
- ユーザー目線を持てる人:「使いやすいか」「見やすいか」といったユーザーの体験(UX)を想像できる人が向いている
- トレンドに敏感な人:スマートフォンのOSアップデートや新しい技術トレンドに追従する必要がある
プログラマー
システムエンジニアやアプリケーションエンジニアが作成した設計書(仕様書)に基づきプログラミング言語を使ってコードを作成、システムを形にする仕事です。
コードを書いた後は、正しく動作するかを確認するテスト(デバッグ)も行います。
【向いている人の特徴】
- 集中力と忍耐力がある人:長時間コードと向き合い、エラーの原因を突き止める作業が必要
- 知的好奇心が旺盛な人:プログラミング言語や技術は日々進化するため、新しい知識の吸収を楽しめる人が活躍できる
プロジェクトマネージャー
システム開発プロジェクトの総責任者で、システムエンジニアやプログラマーをまとめるリーダーとして「スケジュール管理」「予算管理」「品質管理」への責任が発生します。
トラブル対応や顧客折衝など、プロジェクトをゴールへ導くためのあらゆる調整も、プロジェクトマネージャーの仕事です。
【向いている人の特徴】
- リーダーシップがある人:チームメンバーのモチベーションを維持し、方向性を示す力が求められる
- 危機管理能力が高い人:進捗の遅れやリスクを早期に察知し、先回りして対策を打てる慎重さと決断力が必要
ハードウェア
ハードウェアは、パソコンやスマートフォンなどのハードウェアを開発・製造する業界です。
ITというとソフトやWebのイメージが強いですが、動かすための土台となる物理的な電子機器を作るのが、ハードウェア業界の役割です。
近年では、あらゆるモノがインターネットにつながる「IoT(Internet of Things)」の進展により、エアコンや冷蔵庫、自動車の自動運転技術など、活躍のフィールドはIT機器以外にも大きく広がっています。
この業界で活躍する主な職種は以下の通りです。
職種 | 仕事内容 | 向いている人の特徴 |
|---|---|---|
組み込みエンジニア | ・家電や自動車など、機器内部で動くソフトウェアを開発する ・IoTの普及で需要が高い | ・モノづくりが好きで、自分のプログラムで機械が動くことに喜びを感じる人 ・限られたリソース内で効率よく動かす工夫を楽しめる人 |
回路設計エンジニア | ・電子機器の電子回路を設計し、基板設計やIC/LSI設計を行う ・CADを使って図面を作成し、コストやサイズなどを考慮して最適な回路を組み上げる | ・電気・物理の知識があり、理系・電気工学に強い ・細部にまで気を配れる緻密さと集中力がある人 |
サービスエンジニア | ・パソコン・サーバーなどの設置、保守点検、修理などを担当 ・顧客先へ訪問してトラブル対応を行う現場中心の仕事 | ・トラブル時にすぐ動けるフットワークと体力がある人 ・困っている顧客に状況をわかりやすく説明して安心させられる、対人コミュニケーション力がある人 |
組み込みエンジニア
家電製品や自動車など、ハードウェアの中に組み込まれる機器を制御するソフトウェアを開発する仕事です。
パソコン上で動く一般的なアプリ開発とは異なり、限られたメモリや処理能力の中で、ハードウェアを正確に動かす高度な技術が求められます。近年のIoTの普及により、需要が高まっている職種の一つです。
【向いている人の特徴】
- モノづくりへの関心が強い人:自分がプログラムした通りに、機械やロボットが動くことに喜びを感じられる人が向いている
- 効率性を追求できる人:限られたハードウェアのリソースの中で、いかに無駄なく動作させるかという工夫を楽しめる人に適している
回路設計エンジニア
電子機器の心臓部ともいえる「電子回路」を設計する仕事です。CPUやメモリなどの部品を配置し、電気が正しく流れるように配線を行う「基板設計」や、半導体チップを設計する「IC/LSI設計」などがあります。
CAD(設計支援ツール)を用いて図面を作成し、コストやサイズなどを計算しながら最適な回路を作り上げるのも、重要な仕事です。
【向いている人の特徴】
- 電気・物理の知識がある人:理系出身者や、電気工学の基礎知識がある人が活躍しやすい分野
- 緻密で正確な作業ができる人:配線一つ間違えるだけで製品が動かなくなるため、細部まで気を配れる集中力が求められる
サービスエンジニア
顧客に対して、パソコンやサーバーなどのハードウェア製品の設置、設定、保守点検、修理を行います。
デスクワークもありますが、顧客先へ訪問しトラブルが起きた際に迅速に機器を復旧させる「現場対応」が業務の中心です。技術的な知識はもちろん、顧客に対する説明責任も担います。
【向いている人の特徴】
- フットワークが軽い人:トラブル対応などで現場へ急行する場合が多いため、体力があり行動力のある人が向いている
- 対人スキルがある人:困っている顧客に対して状況を説明し、安心させるコミュニケーション能力が必要
インターネット・Web
インターネット・Webは、Webサイトやスマートフォンアプリ、SNSなどを通じて、一般消費者や企業にサービスを提供する業界です。
GoogleやAmazonなどの巨大プラットフォームから、Web広告代理店、企業のWebサイト制作を請け負う制作会社などが該当します。
技術の進化スピードが非常に速く、新しいトレンドが次々と生まれるのが特徴です。またシステムを作るだけでなく「いかにユーザーに見てもらえるか」「使いやすいか」といった、マーケティングやデザインの視点も重要視されます。
この業界で活躍する主な職種は、以下の通りです。
職種 | 仕事内容 | 向いている人の特徴 |
|---|---|---|
Webエンジニア | ・Webサイトやアプリの開発を行い、フロントエンドとバックエンドの仕組みを作る ・ECサイトのカート機能や、SNS投稿機能などの実装を担当する | ・技術トレンドの変化を楽しみながら新しい言語・ツールを学び続けられる人 ・ツールやライブラリを使って効率よく開発を進められる人 |
Webデザイナー | ・Webサイトの見た目や使いやすさを設計・デザインする ・デザインツールでのカンプ作成や、HTML/JavaScriptでのコーディングも担当する場合がある | ・情報を分かりやすく整理して配置するのが得意な人 ・ユーザー視点で「どこが使いにくいか」を想像できる共感力の高い人 |
Webディレクター | ・Web制作プロジェクトの指揮役 ・クライアントから要望を聞き、デザイナーやエンジニアをまとめながら進行管理・品質チェック・トラブル対応を行う | ・クライアントと制作側の橋渡しができる高いコミュニケーション力がある人 ・複数案件を同時にさばきながら、優先順位をつけられる人 |
Webエンジニア
Webサイトやアプリケーションのシステム開発を行う仕事です。
Webエンジニアは大きく分けて、ユーザーの目に触れる部分を作る「フロントエンドエンジニア」と、サーバーやデータベースなどの裏側の処理を行う「バックエンドエンジニア」の2つに分かれます。
ECサイトの買い物かご機能やSNSの投稿機能などは、Webエンジニアによって作成されています。
アジャイル開発(短期間で開発と改善を繰り返す手法)が主流で、スピード感が求められるのが特徴です。
【向いている人の特徴】
- 変化を楽しめる人:Web技術のトレンドは移り変わりが激しいため、常に新しい言語やツールを学び続ける意欲がある人が向いている
- 効率化が好きな人:便利なツールやライブラリを活用し、スピーディーな開発にやりがいを感じる人が活躍できる
Webデザイナー
Webサイトの「見た目」や「使い勝手」を設計・デザインする仕事です。
PhotoshopやIllustratorなどのツールを使って、デザインカンプ(完成見本)を作成するだけでなく、HTMLやJavaScriptを使って、Webブラウザ上に表示させるコーディング業務を兼任する場合もあります。
イラストや図解の作成センスも大事ですが「ユーザーが迷わず目的のボタンを押せるか」といったUI/UX(ユーザー体験)の設計が重視されます。
【向いている人の特徴】
- 情報の整理が得意な人:「伝えたい情報をどう配置すればユーザーに伝わるか」など、論理的に構成を考えられる人が活躍できる
- 共感力が高い人:サイトを訪れるユーザー視点で「ここが使いにくい」と想像できる力が求められる
Webディレクター
Webサイト制作やプロジェクトの「監督・指揮官」にあたる職種です。 クライアントの要望をヒアリングし、デザイナーやエンジニアなどの制作スタッフをまとめて、スケジュールの進行管理や品質のチェックを行います。
制作現場のリーダーとして、トラブル発生時の対応や、公開後のアクセス解析・改善提案を行う場合も多く、幅広い知識が求められます。
【向いている人の特徴】
- コミュニケーション能力が高い人:クライアントと制作現場の間に立ち、双方の意見を調整してスムーズにプロジェクトを進める力が不可欠
- マルチタスクが得意な人:複数の案件が同時進行したり、予期せぬ修正依頼が入ったりするため、優先順位をつけてテキパキと動ける人が向いている
情報処理サービス
情報処理サービスは、顧客である企業の業務内容に合わせてシステムを企画・構築・運用する業界です。
金融機関のATMシステムや企業の勤怠管理や給与計算システムなど、社会や企業の活動を裏側で支える重要なインフラを作っています。 自社でサービスを作るWeb業界とは異なり、顧客の困りごとをITで解決するBtoB(法人対法人)のビジネスモデルが中心です。
この業界で活躍する主な職種は、以下の通りです。
職種 | 仕事内容 | 向いている人の特徴 |
|---|---|---|
ITコンサルタント | ・企業の課題をヒアリングし、ITでどう解決するかを提案・設計する ・現状分析や業務フロー改善など、ビジネス寄りの役割を担う | ・複雑な問題を整理し、原因を見つけて解決策を提示できる人 ・経営に関わる重い責任やプレッシャーに耐えられる精神力を持つ人 |
セールスエンジニア | ・営業担当と顧客を訪問し、自社のIT製品やシステムの仕組み・導入メリットを技術的に説明する ・技術的な質問への回答やデモを行い、成約を後押しする | ・ITに詳しくない顧客にも専門内容を分かりやすく噛み砕いて説明できる説明力がある人 ・「できる・できない」を正直に伝えつつ顧客の要望に応えようとするバランス感覚と営業マインドを持つ人 |
セキュリティエンジニア | ・ウイルス感染や情報漏洩などから企業のシステム・データを守る仕事 ・システム設計や攻撃を受けた際の原因調査・復旧対応を行う | ・正義感と責任感が強い人 ・日々進化する攻撃手法や防御技術を学び続けられる人 |
データサイエンティスト | ・ビッグデータを収集・分析し、ビジネスに役立つ知見や課題解決のヒントを導き出す ・統計や機械学習を使った分析に加え「売上を上げるには」「離脱の原因は」などの課題に対し、データに基づく施策を提案する | ・数学・統計に強い人 ・原因や因果関係を考えられる好奇心と探究心がある人 ・分析結果を売上向上やコスト削減など、ビジネス価値に結び付けて考えられる人 |
ITコンサルタント
顧客企業から「業務効率が悪い」「コストを削減したい」といった課題をヒアリングし、IT技術を使ってどのように解決するかを提案・設計する仕事です。
システム開発の最上流工程を担当し、プログラミングなどの実務よりも現状分析やシステム導入後の業務フロー改善といった、ビジネス寄りの視点が求められます。
システムエンジニアとして経験を積んだ後のキャリアパスとしても人気です。
【向いている人の特徴】
- 課題解決能力が高い人:複雑な問題を整理し、根本的な原因を見つけ出して解決策を提示できる論理的思考力が必要
- タフな精神力がある人:企業の経営に関わる重要な判断をサポートするため責任が重く、プレッシャーに強い人が向いている
セールスエンジニア
営業とエンジニアの両方の役割を持つ職種です。 営業担当者とともに顧客を訪問し、自社のIT製品やシステムの技術的な仕組み、導入メリットなどを専門的な視点から説明します。
営業だけでは答えられない技術的な質問に回答したり、導入デモンストレーションを行ったりして、成約につなげるための技術的サポートを行います。
【向いている人の特徴】
- 説明上手な人:ITに詳しくない顧客に対して、分かりやすく噛み砕いて説明できるスキルが求められる
- バランス感覚がある人:「技術的にできること・できないこと」を正直に伝えつつ、顧客の要望に最大限応えようとする誠実さと営業マインドの両方が必要
セキュリティエンジニア
ウイルス感染、不正アクセス、情報漏洩などのサイバー攻撃から、企業のシステムやデータを守る仕事です。
システムを設計・構築するだけでなく、システムに弱点がないかテストしたり、万が一攻撃を受けた際の原因調査や復旧対応を行ったりします。
近年のDX推進に伴って、セキュリティリスクへの対策は企業の最優先事項となっているため、市場価値が高まっている職種です。
【向いている人の特徴】
- 正義感と責任感が強い人:サイバー攻撃から会社のデータや情報を守る仕事のため、高い倫理観が求められる
- 探究心が旺盛な人:サイバー攻撃の手口は日々進化しているため、常に最新の攻撃手法や防御技術を学び続ける姿勢が不可欠
セキュリティエンジニアの詳細は、下記の記事で解説しています。
【関連記事】【年収1,000万円も目指せる】セキュリティエンジニアの平均年収や将来性を公開!
データサイエンティスト
日々蓄積される膨大なデータ(ビッグデータ)を収集・分析し、ビジネスに役立つ知見や課題解決のヒントを導き出す仕事です。
統計学やAIなどの専門知識を駆使してデータを解析するだけでなく「売上を上げるにはどうすればいいか」「顧客が離脱する原因は何か」といったビジネス課題に対して、データに基づいた根拠のある施策の提案を行います。
【向いている人の特徴】
- 数学や統計学に強い人:確率・統計の知識や、AIモデルを構築するための数理的な知識が必要
- 「なぜ?」を突き詰められる人:表面的な数字の変化だけでなく「なぜこの結果になったのか」という背景や、因果関係を論理的に推論できる好奇心と探究心が求められる
- ビジネス視点を持てる人:単に計算するだけでなく、分析結果をビジネスにどう繋げるかという視点が必要
通信インフラ
通信インフラは、インターネット、携帯電話、メールなどが当たり前につながるための環境を構築・維持する業界です。通信キャリア、企業のネットワーク環境を構築するインフラ構築会社などが該当します。
水道やガス、電気が生活に欠かせないインフラであるのと同様、現代社会においてITインフラはビジネスや生活の根幹を支えるライフラインです。そのため景気に左右されにくく、安定性が高い業界といえます。
この業界で活躍する主な職種は以下の通りです。
職種 | 仕事内容 | 向いている人の特徴 |
|---|---|---|
ネットワークエンジニア | ・コンピューター同士をつなぐ通信網を設計・構築・運用する ・ルーターやスイッチを設定し、快適で安全な通信環境を作る ・24時間監視やトラブル時の復旧対応も行う。 | ・通信障害の原因を順序立てて考えられる論理的思考力がある人 ・配線や設定など細かな作業を丁寧に行える人 |
インフラエンジニア | ・ITシステムを動かす基盤全体を扱う職種 ・サーバー・ネットワークの設計から運用保守まで担当する ・クラウドサービスを用いたインフラ構築を任されるケースも増えている | ・システムを守り抜く強い責任感を持つ人 ・新しいクラウド技術を学び続けられる人 |
サーバーエンジニア | ・Web表示やメールの送受信・データベース管理などのサーバーを構築・運用する仕事 ・サーバー機器の選定からWebサーバーの設定、バックアップ体制の構築まで行う | ・地道な作業を正確に続けられる人 ・万が一の事態を想定して、事前対策を考えられるリスク管理能力がある人 |
ネットワークエンジニア
コンピューター同士をつなぎ、データをやり取りするためのネットワークを設計・構築・運用する仕事です。ルーターやスイッチと呼ばれる通信機器を設定し、快適で安全に通信ができる環境を作ります。
ネットワークを構築して終わりではなく、回線が切れたり遅くなったりしないよう24時間365日監視し、トラブルが起きた際には即座に復旧させるのも、ネットワークエンジニアの重要な役割です。
【向いている人の特徴】
- 論理的思考ができる人:通信がつながらない原因を特定するために「どこに問題があるか」を順序立てて考える力が求められる
- 几帳面な人:ケーブルの配線や機器の設定など細かな作業が多いため、整理整頓が得意で正確に作業できる人が向いている
インフラエンジニア
ITシステムを動かすために必要な基盤全体を取り扱うエンジニアです。 一般的には「サーバーエンジニア」と「ネットワークエンジニア」の両方の領域を含みますが、求人や現場によってはシステム基盤全体の設計や、クラウドサービスを用いたインフラ構築を行う職種を指す場合も増えています。
システムが常に安定稼働するように、設計から運用保守まで幅広く担当します。
【向いている人の特徴】
- 責任感が強い人:インフラの停止は世の中に大きな影響を与えるため、システムを守り抜くという強い責任感が必要
- 学ぶことが好きな人:近年は物理的な機器からクラウドへの移行が進んでおり、新しいクラウド技術を積極的に学ぶ意欲が求められる
インフラエンジニアについては下記の記事で解説しているので、ぜひあわせてお読みください。
【関連記事】インフラエンジニアの年収を年代別に解説!給与アップのポイントも紹介
サーバーエンジニア
Webサイトの表示やメールの送受信、データベースの管理などを行うためのコンピューターを構築・運用する仕事です。
サーバー機器の選定からOSのインストール、Webサーバーソフトの設定などを行います。 また外部からの攻撃を防ぐためのセキュリティ設定や、データのバックアップ体制を整えるのも重要な業務です。
【向いている人の特徴】
- 地道な作業が得意な人:コマンド入力による設定作業や記録の確認など、コツコツとした作業を正確に行える人に向いている
- リスク管理能力がある人:「もしサーバーが壊れたらどうするか」を常に想定し、事前に対策を打てる慎重さが求められる
IT業界の職種に関するよくある質問
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IT業界の職種に関するよくある質問に回答します。
未経験者でもIT業界に転職できる?
結論、未経験者でもIT業界への転職は十分に可能です。
現在あらゆる産業でデジタル化が進んでおり、IT業界の市場規模は拡大し続けています。しかし成長スピードに対して技術者の数が追いついておらず、業界自体が人手不足です。
そのため多くの企業が、未経験者の採用に力を入れています。 特にエンジニア職では、入社後に研修制度を設けて一から育てる「ポテンシャル採用」を行う企業が増えています。
IT業界の平均年収は?
IT業界は専門的なスキルが求められるため、平均年収が高い傾向にあります。 ただし職種やスキルの専門性によって、収入には幅があります。
主な職種の平均年収目安は、以下の通りです。
職種 | 平均年収 |
|---|---|
ITコンサルタント | 752.6万 |
プロジェクトマネージャー | 752.6万 |
システムエンジニア(SE) | 752.6万 |
インフラエンジニア | 752.6万 |
Webデザイナー | 483.9万 |
プログラマー | 574.1万 |
IT業界の中でおすすめの職種は?
IT業界におけるおすすめの職種は、年収、将来性、働きやすさなど「何を重視するか」によって大きく変わります。
ここではキャリアのスタートや将来性を考慮した、おすすめIT職種を紹介します。
【おすすめIT職種5選】
職種 | 業界 | おすすめの理由 |
|---|---|---|
プログラマー | ソフトウェア | ・未経験者OK ・開発スキルを身につければSE・アプリケーションエンジニアなどへのステップアップがしやすい |
Webエンジニア | インターネット・Web | ・自社サービスやWebプロダクト開発に関わりやすい ・リモートワーク求人も多く、汎用性の高いスキルが身につく |
インフラエンジニア / サーバーエンジニア | 通信インフラ | ・サーバーやクラウド基盤を支える基盤職 ・クラウド需要の拡大により、安定かつ長期的なニーズがある |
セキュリティエンジニア | 情報処理サービス | ・サイバー攻撃対策の専門家 ・人材不足が続いており、高い専門性と将来性が期待できる |
データサイエンティスト | 情報処理サービス | ・データ分析で経営やサービス改善に直結する役割 ・AI・データ活用ブームにより高需要・高年収が見込まれる |
「未経験からの入りやすさ」を重視するなら、プログラマー/Webエンジニア/インフラ系エンジニア、「高収入・専門性」を重視するなら、セキュリティエンジニア/データサイエンティストが特に狙い目です。
まとめ
IT業界とひと口に言っても、Web・ハードウェア・ソフトウェアなどと領域は幅広く、職種によって仕事内容や求められるスキルは大きく異なります。
現在のIT業界は成長スピードに対して人材が不足しており、多くの企業が未経験者のポテンシャル採用を積極的に行っています。 まずは自分が「年収」「働きやすさ」「将来性」など、何を一番重視するかを整理し、自分に合った職種を見つけましょう。
未経験でIT業界を目指すなら、ワールドインテックのITS事業部がおすすめです。 正社員採用という安定した環境に加え、充実した研修制度があるため、文系・未経験からでも安心して働けます。





