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システムエンジニアに向いている人の特徴10選!向いていない人の特徴も合わせて解説

「システムエンジニアに向いているのはどんな人?」
「どのような人がシステムエンジニアとして求められているの?」
 
このような疑問をお持ちではないでしょうか。

IT業界は変化スピードが激しく、知的好奇心が旺盛な人や臨機応変に対応できる人が向いています。また壁にぶつかることも多いため、論理的思考力や問題解決力なども必要です。
 
本記事ではシステムエンジニアに向いている、向いていない人の特徴を解説します。システムエンジニアに興味をお持ちの方は、ぜひ最後までお読みください。

目次

システムエンジニア(SE)に向いている人の特徴10選

システムエンジニア(SE)に向いている人の特徴10選
システムエンジニアに向いている人の特徴を10個紹介します。

  • 知的好奇心が旺盛で、学ぶことが好きな人
  • 論理的思考能力が高い人
  • コミュニケーション能力が高い人
  • 問題解決能力が高い人
  • 責任感が強く、最後までやり遂げる力がある人
  • 知的好奇心と探求心がある人
  • チームワークを大切にできる人
  • ストレス耐性がある程度ある人
  • ものづくりが好きな人
  • 細かい作業が苦にならない人、几帳面な人

自分に当てはまる項目があるか、ぜひ確認してみてください。

知的好奇心が旺盛で、学ぶことが好きな人

IT業界は技術の進歩が非常に速く、AIやクラウド、IoT(モノのインターネット)など、新しい技術や知識が次々と誕生しています。システムエンジニアとして活躍するには、変化に柔軟に対応し常に最新の情報を学び続ける姿勢が欠かせません。

知的好奇心が旺盛な人は、新しいプログラミング言語やツールに自然と興味を持ち、楽しみながら知識を深めていけるでしょう。学ぶことが好きで「なぜこうなるのか」「どうすればもっと良くなるのか」といった探究心を持って取り組める人は、エンジニアとして大きく成長できます。

またシステムエンジニアは、IT技術だけでなく担当顧客の業界・業務知識も必要です。幅広い分野に関心を持ち、顧客のビジネスや課題について積極的に学ぶ姿勢は、より良いシステム提案や開発につながるでしょう。

論理的思考能力が高い人

システムエンジニアは、システム設計やプログラミング、トラブルシューティングなど、あらゆる場面で論理的に物事を考える力が不可欠です。複雑な問題や要件を整理して原因を分析し、筋道を立てて最適な解決策を導き出せる人は、適性があります。

論理的思考力が高い人は、効率的かつ品質の高いシステムの構築に貢献できます。またトラブル発生時も事象を冷静に切り分け、根本原因を突き止めて再発防止策を立てられるでしょう。

コミュニケーション能力が高い人

システムエンジニアは、顧客の要望を正確にヒアリングし、プロジェクトメンバーと円滑に連携しながら業務を進めなければなりません。専門的な技術内容を分かりやすく説明する場面も多いため、コミュニケーション能力は重要です。

特に相手の話を理解する「聞く力」自分の考えや意見を的確に伝える「話す力」が不可欠です。さらに相手の立場や知識レベルに合わせて、説明の仕方を工夫する柔軟性も求められます。

コミュニケーション能力が高い人は顧客との信頼関係を築きやすく、プロジェクトをスムーズに進められるでしょう。

問題解決能力が高い人

システム開発や運用の現場では、予期せぬトラブルが起こりやすいです。システムエンジニアには、トラブルが発生しても冷静に状況を分析して原因を特定しようとする力が求められます。

困難な状況でも諦めず「どうすれば解決できるか」を論理的に考え抜き、必要に応じて周囲と連携しながら対応できる人は、システムエンジニアとして活躍できるでしょう。

さらに問題解決能力が高い人は、プロジェクトの遅延やトラブルを最小限に抑えられるため、顧客やチームからの信頼も得やすくなります。

責任感が強く、最後までやり遂げる力がある人

システムの品質や納期は遵守しなければならないため、システムエンジニアには大きな責任が伴います。担当業務に対して強い責任感を持ち、途中で投げ出さずに最後までやり遂げなければなりません。

システム開発は地道な作業や細かな確認作業も多く、粘り強さや忍耐力も必要です。

困難な状況や長時間の作業でも集中力を維持し、着実に業務を完遂できる人は、システムエンジニアとして高く評価されます。

知的好奇心と探求心がある人

「なぜこうなるのか?」「もっと良い方法はないか?」といった探求心を持ち、物事の本質を理解しようとする姿勢は、より良いシステム開発につながります。

システムエンジニアの仕事は疑問や新しい課題に直面する場面が多いため、自分で調べたり試したりする好奇心と探求心が大切です。

また新技術やツールに積極的に触れるチャレンジ精神も重要です。IT業界は変化が激しいことから、自らアンテナを張って最新技術に触れる姿勢が求められます。

知的好奇心や探求心を持ち続けられる人は時代の変化に柔軟に対応できるため、エンジニアとして長く活躍できるでしょう。

チームワークを大切にできる人

システム開発は、多くの人と協力して進めるプロジェクトがほとんどです。他のメンバーと協力しながら目標達成に向けて努力できる協調性が求められます。

チームワークを大切にすると、複数の視点やアイデアが集まり、より高品質なシステム開発につながります。また情報共有やコミュニケーションが活発になるため、問題が発生した際もチームで迅速に対応できるでしょう。

迅速な対応は、結果的にプロジェクトの成功にもつながります。

ストレス耐性がある程度ある人

システムエンジニアは、納期のプレッシャーや予期せぬトラブル対応など、ストレスを感じる場面も多いです。特に大規模なプロジェクトやリリース直前は、残業や休日出勤が発生する可能性もあるため、精神的なタフさが求められます。

大変な環境でも適度にストレスを解消しながら冷静に状況を分析して行動できる人は、システムエンジニアとして長く働けるでしょう。

ストレスを前向きな成長の糧と捉え、困難な状況でも諦めずに取り組める力は、キャリアパスやパフォーマンス維持にも良い影響を与えます。

ものづくりが好きな人

システムエンジニアはシステムやソフトウェアを制作する仕事のため、もともとものづくりが好きな人に向いています。

またプロジェクトごとに仕様や内容が異なるため、毎回新しいものづくりに挑戦できるのも魅力です。

自分のアイデアや工夫が形になり、ユーザーやクライアントから感謝される経験は、ものづくりが好きな人にとって大きなモチベーションになるでしょう。

細かい作業が苦にならない人、几帳面な人

システムエンジニアの仕事は、プログラミングや設計書の作成など細かい作業も多いです。細かなミスをすると大きなトラブルにつながりかねないため、正確性や品質を重視して丁寧に仕事を進められる几帳面さが求められます。

また設計書やコードを他のメンバーに伝える際は分かりやすさが求められるため、細かい部分まで気を配る必要があります。
細部への注意力や慎重さを持ち、一つひとつの作業を丁寧にこなせる人は、システムエンジニアとして活躍できるでしょう。

【関連記事】未経験でSE(システムエンジニア)になるには?適性や転職に有利な資格を解説

システムエンジニア(SE)に向いていない人の特徴は?

システムエンジニア(SE)に向いていない人の特徴は?
残念ながら、システムエンジニアには向いていない性格の人もいます。ここでは向いていない人の特徴を解説しますので、参考にしてみてください。

  • 新しいことを学ぶのが苦手、または変化を好まない人
  • コミュニケーションを取るのが極端に苦手、または避けたい人
  • 論理的に物事を考えるのが苦手な人
  • 地道な作業や細かい作業が極端に苦手な人
  • プレッシャーに非常に弱く、責任を負うのが苦手な人
  • 探求心や問題解決への意欲が低い人
  • ITやコンピュータ、ものづくりに全く興味がない人

新しいことを学ぶのが苦手、または変化を好まない人

IT業界は変化のスピードが非常に速いため、常に新しい技術や知識を学び続ける必要があります。しかし「新しいことを学ぶのが苦手」「今ある知識だけでやっていきたい」と考える人は、業界の変化についていけず、壁にぶつかる可能性が高いです。

IT業界は日々新しい開発言語やツール、フレームワークが登場し、社内体制や業務の進め方も頻繁に変化します。そのため変化を好まない人や学習意欲が乏しい人は、ストレスを感じやすいでしょう。

またIT技術自体に興味が持てず、勉強を面倒だと感じる人も、システムエンジニアとして活躍するのは難しいです。

コミュニケーションを取るのが極端に苦手、または避けたい人

システムエンジニアは、パソコンに向かって黙々と作業する仕事と思われがちです。しかし実際はチームメンバーや顧客と頻繁にコミュニケーションを取る必要があります。

プロジェクトを円滑に進めるには、要件のヒアリングや進捗状況の共有、トラブル時の相談など、情報の伝達や調整が欠かせません。そのため「なるべくコミュニケーションを取るのは避けたい」と考える人は、周りと上手く連携できず仕事に悪い影響を与えてしまうでしょう。
 
また顧客の要望を正確に理解できなかったり、チームプレイで孤立してしまったりする恐れもあります。

論理的に物事を考えるのが苦手な人

システムエンジニアの仕事は、システム設計や仕様決定、トラブル対応など、多くの場面で論理的思考が必要です。論理的に物事を整理して原因や解決策を筋道立てて考えるスキルがないと、最適な仕様や効率的な開発スケジュールを立てられません。
 
またトラブル発生時には、原因を切り分けて検証して根本的な解決策を導き出す力が求められますが、論理的思考に欠ける人は問題解決までに時間がかかりやすいです。
 
結果的に業務の遅れにつながり、周囲に迷惑をかけてしまう可能性があります。

地道な作業や細かい作業が極端に苦手な人

システムエンジニアは、プログラミングや設計書の作成、テスト修正など、細部まで注意を払いながら地道に作業を積み重ねる職種です。したがってコツコツと丁寧に取り組めるスキルや、同じ作業を繰り返す根気力が求められます。
 
そのため単調な作業や細かい確認作業を苦痛に感じる人、ルーティンワークや地道な積み重ねに抵抗がある人は、仕事に対してストレスを抱きやすいでしょう。
 
特に新米エンジニアの間は、細かい作業や指示に従った業務が中心のため、より苦痛に感じやすいです。

プレッシャーに非常に弱く、責任を負うのが苦手な人

システムエンジニアは、納期や品質、トラブル対応など大きな責任を伴う場面が多く、一定のプレッシャーがかかる職種です。そのためプレッシャーに弱い、なるべく責任を取りたくない人は、避けたほうが良いでしょう。
 
またプレッシャーに押しつぶされると、仕事の質やスピードが低下したりメンタルに悪影響を及ぼしたりする可能性があります。特に大規模プロジェクトや複雑なシステムを担当する場合、困難な状況でも冷静に対応し、最後まで責任を持ってやり遂げる力が必要です。
 
プレッシャーや責任に対してストレスを感じやすい人は、無理にシステムエンジニアになるよりも自分の適正にあった職種を選びましょう。

探求心や問題解決への意欲が低い人

システムエンジニアは、日々新しい課題やトラブルに直面する場面も多いです。そのたびに原因を突き止めたりより良い方法を模索したりする探求心や、問題解決への強い意欲が求められます。
 
疑問や難題に直面した際「まあいいか」と流してしまう、深く考えるのが面倒と感じる人は、システムエンジニアとして仕事を続けるのは難しいでしょう。
 
また問題を放置すると、システムの品質低下やトラブルの長期化につながり、チームや顧客からの信頼を失うおそれがあります。

ITやコンピュータ、ものづくりに全く興味がない人

システムエンジニアは、ITやコンピュータ、ものづくりの分野に深く関わる仕事のため、そもそも興味がない人が働くのは難しいです。
 
またものづくりに興味がないと、自分の手でシステムを作り上げる達成感や、ユーザーに役立つ喜びも感じにくいでしょう。
 
ITやコンピュータに興味を持てない人は、最新技術のキャッチアップやスキルアップも難しく、システムエンジニアとしてのやりがいや成長を実感できない可能性があります。

【関連記事】システムエンジニアがやめとけと言われる7つの理由とは?向いている人の特徴も解説

SE業界で求められる人材とは

SE業界で求められる人材とは
SE業界で求められる人材は主に以下の4つです。

  • 高い技術力と専門性を持つ人材
  • ビジネスへの貢献を意識できる人材
  • 高いソフトスキルとマインドセットを持つ人材
  • 多様な働き方や開発手法に対応できる人材

1つずつ解説します。

高い技術力と専門性を持つ人材

SE業界で求められる「高い技術力と専門性を持つ人材」とは、単にプログラミングができる人ではありません。システム設計や要件定義などの上流工程から、開発・運用まで幅広く対応できる深い知識と経験を持った人を指します。
 
たとえばJavaやPythonなどの主要なプログラミング言語や、データベース、ネットワーク、クラウドなど、ITインフラ全般に関する高度なスキルが必要です。
 
またビジネス要件を技術的な仕様に落とし込む力や、複数の選択肢から最適なものを選ぶ判断力、AIなど最先端技術へのキャッチアップ力も求められます。
 
さらに組み込みエンジニアやAIエンジニアのような特定分野に特化したスペシャリストや、フルスタックエンジニアのように幅広い領域をカバーできるオールラウンダーも、企業から高く評価されます。
 
高い技術力と専門性を持つ人材は、変化の激しいIT業界で長く活躍できるでしょう。

ビジネスへの貢献を意識できる人材

高い技術力に加えて「ビジネスへの貢献」を意識できる人は、非常に重宝されます。ビジネス的な視点を持つ人材は、システムやサービスの開発が最終的にどのように企業の利益や顧客満足度向上につながるのかを意識しながら仕事に取り組めるからです。
 
具体的には、顧客や自社のビジネスモデルや業務フローを理解し、技術的な提案や改善策を通じて課題解決や価値創出に貢献できる人を指します。「この機能を追加すれば業務が効率化できる」「この工程を自動化すればコスト削減につながる」といった視点で提案・実装できると良いでしょう。
 
またプロジェクトの進行管理やコストの意識、納期遵守なども、ビジネス貢献の一部です。
 
高い視座を持つ人材は企業や顧客から信頼され、より大きなプロジェクトや責任あるポジションを任される可能性が高まり、昇給、昇進も期待できます。

高いソフトスキルとマインドセットを持つ人材

SE業界では技術力だけでなく「高いソフトスキル」と「柔軟なマインドセット」を持つ人材が強く求められています。ソフトスキルとは、主に以下のとおりです。

  • コミュニケーション力
  • チームワーク
  • 課題発見・解決力
  • リーダーシップ
  • 顧客折衝力など

高いソフトスキルはクライアントやチームメンバーとの信頼関係を築き、プロジェクトの成功に大きく貢献します。
 
また変化の激しいIT業界では、状況に応じた柔軟なマインドセットが必要です。例えば失敗や困難を前向きに捉えて学び続ける「成長マインドセット」自分で課題を見つけて解決に動く「自己解決力」などが挙げられます。
 
高いソフトスキルと柔軟なマインドセットを持つ人材は、単なる作業者ではなく、プロジェクトの推進役や信頼されるパートナーとして活躍できるでしょう。

多様な働き方や開発手法に対応できる人材

SE業界では、テレワークやフレックスタイム制の導入など、多様な働き方が広がっています。また変化が速い業界のため、顧客の要望やトレンドに応じて開発手法も変わります。
 
多様な環境下で求められるのは、状況に応じて柔軟に対応できる人です。
 
多様な働き方や開発手法に対応できる人は、自分のライフスタイルやキャリアステージに合わせて最適な働き方を選択しつつ、チームやクライアントのニーズにも柔軟に応えられます。またコミュニケーション手段や業務プロセスが変化しても、主体的に学び適応できるでしょう。
 
柔軟な対応力がある人は、企業の生産性向上や多様なプロジェクトの成功にも大きく貢献します。

【関連記事】SEのキャリアプラン16選!考える際のポイントや成功するためにやるべきことを解説

まとめ

システムエンジニアに向いている人は、主に以下の特徴があります。

  • 技術の進歩に柔軟に対応できる知的好奇心や探求心がある
  • 論理的思考力と問題解決力を持っている
  • チームワークやコミュニケーション能力が高い
  • 責任感や粘り強さ、細部への注意力がある
  • ものづくりが好き

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