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メンテナンスの仕事はきつい?設備保全の仕事内容や年収、向いている人の特徴を紹介

メンテナンス業は、建物や工場内の機械および設備の点検・修理・交換などをする職種です。
メンテナンス職に転職しようか迷っているが、「業務内容がきついのではないか?」「給料が低いと噂されている」など気になることがあると思います。そもそも、設備管理の業務内容を詳しく把握していない方もいるでしょう。
この記事では、メンテナンス業がきついといわれている理由について解説します。また、どんな方が転職に向いているかも説明いたしますので、これから応募しようと考えている方にはおすすめです。

目次

メンテナンスの仕事がきついといわれる理由 


メンテナンスの仕事は世間では「3K」と呼ばれることがあります。3Kとは「きつい・汚い・危険」の頭文字を表しています。肉体労働が多い設備管理の仕事は上記のような理由できついといわれています。
 
メンテナンスは基本的に、ビル、学校、病院、商業施設といった建物内の設備の維持管理をする仕事です。
 
この記事では、きついといわれる理由を以下の四つの観点から説明していきます。ぜひ、参考にしてメンテナンスの職種を選択するか考慮するといいでしょう。
 

  • 急なトラブルに振り回される
  • 危険が伴う
  • 夜勤や宿直で生活リズムが乱れる
  • 給料が低め


 急なトラブルに振り回される

 
一つ目のきついといわれる理由は、急なトラブルに振り回されるからです。
 
設備管理ということは、設備に不備や故障があった場合にメンテナンス作業をするということです。急なトラブルは業務上起こりうるのが現実です。
 
また、病院やホテルなどの職種は24時間営業しているため深夜や休日に関係なく、トラブルが発生した場合はすぐさま対応しなければいけません。定まった業務ではないという点がきついと感じる理由でしょう。
 
急なトラブルで呼ばれる具体例をご紹介いたします。以下をご覧ください。
 

  • 排水管の不具合による漏水
  • 停電により、照明が付かなかったり機器が使用できなかったりする
  • 空調吹き出し口の結露により空調がまわらない
  • コンセントケーブルの損傷による漏電

 
他にもさまざまな異常トラブルに対応しなくてはいけません。テナントやオーナーとのコミュニケーションも大事にして、問題の解決、報告、連絡等を丁寧に行わなければいけないスキルも必要です。

危険や汚れが伴う

 
二つ目のきついといわれる理由は、設備によって危険な業務や汚れ仕事が伴うことです。
 
設備管理するうえで、危険な業務が伴うことはいたしかたないでしょう。例えば、高所に位置する電球の交換も業務の一つです。また、漏電や熱源の点検や修理する際は最悪の場合、命にかかわる大事故にもつながります。
 
汚い仕事が伴うことも認識しておかなければいけません。具体的には、化粧室や空調機、ダクト、汚水槽の設備管理も重要な仕事の一つです。
 
「トイレが詰まったから改善してほしい」「空調機の調子がおかしいから点検してほしい」などの要望は日常茶飯事といえるでしょう。
 
以前は別の仕事をしていて転職してきた方は抵抗を感じることもあるかもしれませんが、上記のような仕事には、時間をかけて慣れていくことが重要です。

夜勤や宿直で生活リズムが乱れる

 
三つ目の理由は、夜勤や宿直で生活リズムが乱れることがあるからです。慣れない時間帯の勤務で体調を崩し、つらいと感じる方が多い印象です。
 
実際、建物のメンテナンス職は基本的に3交替制の勤務体制である場合が多い状況です。3交替制の例は以下をご覧ください。
 
3交替制の例

  • 日勤 : 8:30~17:30
  • 夜勤 : 17:30~翌8:30
  • 宿直 : 8:30~翌8:30

 
3交替を繰り返すことで24時間の管理が可能になります。宿直の場合は、5~6時間仮眠の時間が設けられます。
 
これまで日勤業務しか経験したことがないという方には、夜勤や宿直の勤務時間は慣れないと感じるでしょう。
 
基本的に建物の点検や報告、トラブル対応を除けば待機時間となるのがメンテナンス職です。待ち時間が長いことに苦を感じることもあると思います。
 
お昼に働き夜に就寝するように人間の体も作られているため、生活リズムが乱れることで体調不良やメンタルの変化が起こる可能性があります。

給料が低め

 
最後のきつい理由として、給料が低く生活が苦しいというのがあります。
 
メンテナンス職の大都市での平均月給は20万円~25万円といわれております。地方であれば、16~20万円ほどです。給料が多いか少ないかは人それぞれですが、家族がいる方などは生活がきついと感じるでしょう。
 
「3K」といわれる割には、給料が見合っていないと不満を抱えて転職してしまう方も見受けられます。
 
しかし、業務内容や地域によって収入額が変動したり、個人の能力や役職で幅があったりするのは仕方がありません。
 
もし給料を上げたい場合は、夜勤や宿直のシフトを増やしたり、管理に関する資格を保有したりといった工夫をするとよいでしょう。

メンテナンスの仕事内容 


メンテナンスの仕事がきついと世間でいわれている理由をご紹介しました。では、そもそもメンテナンスはどのような現場で、どんな仕事をするのでしょうか?
 
設備点検の現場例は以下の二つです。
 
・ビルやマンションなど、建物の設備
・工場の機械などの設備
 
次に、メンテナンスの仕事内容がどんなものなのか、以下の3点について詳しく解説いたします。
 

  • 予知保全
  • 予防保全
  • 事後保全

 

予知保全

 
予知保全とは、設備の不具合が起こるという予測を立てながらいち早く保全することを指します。
 
予知保全は、日々の巡回点検や監視を丁寧に実施することで可能になります。例えば、「工場設備において今までとは違う異常音が発生した」「稼働スピードが今までと比べて遅い」など、普段から設備の環境や状態を把握していないと気づけない保全です。
 
特に従業員の中でも経験が長く、役職に就いている方は設備内に潜むトラブルの元を瞬時にキャッチして設備修理や交換をすることが大切です。

 予防保全

 
予防保全とは、設備が誤作動や故障しないように予防の意味を込めて、あらかじめ計画に沿って修理や点検するものです。
 
トラブル対応が発生すると、業務量が増え肉体的にきついと感じることが増えてきます。定期的な予防保全をすることで未然に故障を防止できるメリットがあります。
 
予防保全は「時間基準保全」と「状態基準保全」の二つがあります。それぞれの仕事内容を具体的にご紹介いたします。
 
①時間基準保全
時間基準保全とは、設備会社が定めた月例計画に従って設備部分の点検や取り換え、修理を行うことです。工場機械の作動状況の点検や建物の感知センサーの点検などを実施します。
 
ある期間が経ったら自動的に点検できるという仕組みを作ることで未然にトラブルを防止できます。
 
②状態基準保全
状態基準保全は、点検箇所の劣化が発覚した場合に新たな部品と取り換えたり、修理したりする保全です。設備ごとの点検箇所をリスト化することで効率よく点検できます。

事後保全

 
事後保全とは、設備が故障した後に修理対応することを指します。どんなに予防保全を施したとしても機械の不具合は起こりうることです。
 
設備に不具合が出た場合は、即座の対応と次は故障が起きないような適切な修理が必要です。工場設備の場合、一秒でも早く設備の修理しなければ、生産作業ができないなどの問題になります。
 
修理に関する研修を日頃から実施しておくと、いざ事後保全するという場合でも迅速に対応できます。

メンテナンスの仕事は楽という意見も 


メンテナンス業が「きつい」「大変」などマイナスの情報を多く紹介したため、転職や就職を敬遠する方が多いかもしれません。
 
しかし、実際に働いている方の中には「メンテナンスの仕事は楽」という声もあります。
 
理由は以下の例をご覧ください。
 

  • 業務は一年を通して同じような作業しか行わない
  • シフトで時間が区切られているので残業が少ない
  • ノルマや納期などがないため精神的なプレッシャーがない
  • シフト制なので狙った休日をとりやすい


上記の例からわかる通り、ノルマがなく決められた業務をこなすという点で楽な仕事であると感じている方が多い印象です。業務に至っては、最初は覚えることが多いですが慣れてしまえば問題ないということを意味しています。
 

メンテナンス業務の年収相場 


メンテナンス業務で働いてみたいが、給料や年収が気になるという方もいるでしょう。
 
実際、設備管理の業種の平均年収は417万円という統計データが出ています。月収換算すると35万円ほどとなります。初任給は20万円程度が多い状況です。
 
派遣社員やアルバイト、パートによって時給が変わることも押さえておきましょう。派遣社員の平均時給は1,600円、アルバイト・パートの平均時給は998円という統計が出ています。
 
スキルや資格を身に付けたり、役職が上がったりすることで給料が増えることも期待できますので、自分の行動次第といえるでしょう。
 

メンテナンスの仕事が向いている人の特徴 


メンテナンス業務の実情や、給料面について説明してきました。これから仕事を始めたいが、まだ自分に適しているかわからないという方も少なくないはずです。
 
次は、メンテナンスの仕事に向いている人の特徴を三つご紹介いたしますので以下をご覧ください。この記事を読んで自分にメンテナンス業が適しているかを再度検討してみるといいでしょう。
 

  • 責任感が強い
  • 機械や設備が好き
  • 臨機応変に対応できる

責任感が強い

 
まず、責任感の強い方は、メンテナンスの仕事をしやすいでしょう。
 
設備管理するということは、建物や工場などの設備が正常に作動するように、時に点検したり、修理したりすることです。上記の業務をサボってしまうと、工場の生産ストップに大きく拍車をかけることになったり、建物内の大事故につながったりする可能性もあります。
 
そのため、与えられた仕事を着実にこなす責任感を持った方が適しているといえます。また、メンテナンスの仕事は裏方の仕事だったり、地道な点検が多かったりしますが確実に遂行できる能力が必要になります。

機械や設備が好き

 
機械や設備が好きな方のほうがメンテナンス業に適しているといえるでしょう。
 
仕事の大半を機械や設備の点検に費やすため、自分の好きなことを仕事に生かせるのが一番のメリットです。
 
また、仕事を覚える段階でも機械にあらかじめ詳しいほうがすんなりと頭に入ってくることもありえます。興味や関心があるほうが、仕事により没頭できるといえます。

臨機応変に対応できる

 
設備管理に向いている方の特徴は、臨機応変に対応できることです。
 
設備管理には、機械や設備の不具合に即座に対応しなければいけません。トラブルが発生した場合に迅速に対応できる能力も必要となってきます。
 
例えば、漏電や漏水、機械の動作が突然止まってしまったなど、ありとあらゆるトラブルが報告されます。柔軟性を持ち、その時に必要な仕事ができる人材はメンテナンス業に向いています。

まとめ

 
メンテナンスの仕事は突然のトラブルに対応したり、深夜の勤務時間もあったりするという理由できついと思われがちです。転職をしようと検討している方は具体的な情報が少ないと感じていたのではないでしょうか。
 
そのためこの記事では以下の項目について解説しました。
 

  • メンテナンス業は突然のトラブルに対応したり、危険・汚れが多かったりする仕事もある
  • 人によってはやることがマニュアル化されているため楽と感じる場合もある
  • 業務内容は、予知保全や予防保全などトラブルが起きないようなスキルが求められる
  • 臨機応変に対応でき、責任感が強い方のほうが向いている

 
メンテナンス業は大変と思われる部分もありますが、やりがいのある成長できる仕事です。ぜひ、一度転職を検討してもいいのではないでしょうか。

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