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【工場の職種一覧】仕事内容や特徴を紹介

就職先や転職先を探している時に、工場の求人募集を目にしたことはありませんか?
「興味はあるけど、どんな仕事があるのだろう」「勤務体系や休日はどうなっているの?」という疑問を持っている方もいるでしょう。

そこでこの記事では、工場の職種や工場勤務の特徴などを解説します。
工場でどんな仕事をするのか、工場で働くことのやりがいとはなにかという部分についても紹介しているので、これから工場の求人に応募しようか悩んでいる人はぜひチェックしてください。

目次
松本 隆志 採用統括グループ長
著者:株式会社ワールドインテック採用統括グループ長/松本 隆志

工場にはどのような職種があるの?


工場には、様々な職種があります。
どのような職種があり、どういった仕事をしているのかを見ていきましょう。
工場には、製品を作る「製造」以外にも、いくつかの仕事があります。本項目では、以下の七つを紹介します。

  •  製造
  •  検品
  •  組み立て
  •  箱詰め
  •  ピッキング
  •  品質管理
  •  営業・事務・経理


重労働もあれば軽労働もあり、慎重さや丁寧さが求められる作業など幅広い仕事があります。それぞれの仕事内容を紹介するので、自分に向いているものはどれか確認しましょう。

製造

製造ラインとも呼ばれ、製品や部品を作る作業を指します。製品を作る工程の一番初めであり、ものづくりに直接関わる仕事です。

製造マシンを動かし製品を作ったり加工したり、材料を機械に投入したりするなどの仕事があります。製造マシンの操作は単にボタンを押すだけの場合もあれば、直接機械を動かして製品を加工することもあり、作業によっては技術が必要になってくるでしょう。

検品

製造工程に含まれることもありますが、できあがった製品や部品に不備がないかを確認する仕事です。検品には、主に下記の三つがあります。

  •  不良品チェック:マニュアルに従って製品が不良品かどうかをチェックする
  •  混入検品:製品に異物が購入していないか目視チェックし、あれば取り除く
  •  作動検品:製品が正常に動くか指示書通りの動きをさせて確認する


他にも重さのチェックや、傷の有無の確認など、製造している商品によって検品内容は変わってきます。

組み立て

部品を図面通りに組み立て、製品を作っていく仕事です。製造の工程で作られた部品を使用します。

実際の作業は、ベルトコンベアで流れてくる部品を組み立てる単純作業を繰り返す場合もあれば、一人一人の作業机で部品から製品をすべて組み立てる場合もあります。

扱う部品は工場によって違います。例えば、自動車の工場であれば車体のドアやハンドルなどの部品を扱い、それらを取りつける仕事があります。他には、プラスチックの部品を使って製品を組み立てる作業などもあります。前者はある程度力が必要なので男性のほうが向いているかもしれませんが、後者であれば女性も活躍できます。

箱詰め

運送の際に製品が傷付かないように梱包し、箱に入れる作業を指します。製品が作られ、検品が終わった後の作業です。小さい工場だと検品やピッキング作業、宛名書きや運搬作業が付随することもあります。しかし、大きい工場では箱詰め単体の仕事として募集していることがほとんどです。

製品に合わせて箱を選ぶところから始まることもあり、傷付かないようにするためには緩衝材を入れたり、製品自体を包装したりします。

素早く的確に梱包するためにも、手先が器用な人が向いているでしょう。

ピッキング

ピッキングは、伝票や指示書に従って工場内にある製品や部品を集める作業です。指示されたものを集めてくるだけなので、工場の仕事の中でも比較的簡単な作業といえるでしょう。そのため、未経験者や初心者でも採用されやすい仕事です。ただし、製品や部品の中には重たいものや、高いところに置いているものもあるため重労働になることもあります。

ピッキングは工場内を歩き回るので工場が広ければ体力が必要ですし、また荷物を運ぶためにフォークリフトを使うこともあるので資格が必要な場合があります。応募する際には、募集要項をよく確認しましょう。

品質管理

発注主(メーカー)から依頼された製品の、品質基準と生産工程を管理する仕事です。具体的には下記のような作業があります。

  •  製品の品質検査の実施
  •  製品の管理状態の監視
  •  製品の品質改善策の施行
  •  人員配置の見直し
  •  設備の見直し


検品とは違い、製品一つ一つの不備ではなく、全体の品質を管理しています。メーカーの信頼を損ねないためにも不良品を出さず、かつ、より生産コストを抑えクオリティを上げることが重要です。それには品質管理者がPDCAサイクルを回し、改善を重ねていけるかどうかが鍵となります。

従って、品質管理は経験者が採用されることが多いです。

営業・事務・経理

工場の営業・事務・経理の主な仕事は、以下の通りです。

営業

  •  自社製品を知らない人・興味がない人に製品を紹介し売買契約を結ぶ
  •  いつまでに何台、どこへどのようにして売るのかなど営業計画を立て、実行する
  •  製品購入後、不具合や他の需要がないかのアフターサービスをする
  •  顧客に販売価格交渉をする
  •  顧客が満足する製造・納品を行うために工場の生産管理者と連携する
  •  材料の仕入れ先を見つけ、仕入れる

事務

  •  工場内のオフィスにて、データ入力や電話・受付対応をする
  •  工場で働いている人の入退社管理、健康診断の手配
  •  書類作成や管理
  •  経費や請求書の処理

経理

  •  貸借対照表や損益計算書の作成
  •  原価管理や予算統制


営業の仕事は、他の一般企業の営業と大きな違いはありません。しいて言えば、顧客と工場の生産管理者との間に立ち、生産数や納期のすり合わせをする業務は工場の営業ならではといえるでしょう。

また、事務の仕事内容も一般企業の事務とほとんど同じです。ただし製造事務の場合は、工場の製造現場で働き、データ入力などをします。

工場ならではの経理の仕事は、製造過程で発生するお金の管理です。製品が完成するまでにかかったコストを正確に管理し、予算を立てて製造原価を統制します。

工場勤務の特徴


工場で働くことを考えているのであれば、工場勤務ならではの特徴やメリットなども知っておきましょう。
ここでは、工場勤務の特徴を紹介します。

シフト制が多い

工場の勤務体系は、「日勤のみ」「シフト制」の2種類あります。
24時間稼働している工場では、シフト制を取り入れていることが多いでしょう。
シフト制の場合、2交代制か3交代制という勤務体系になります。

2交代制は、日勤と夜勤の3グループで交代して働く方法です。
10時間働き2時間の仮眠時間をとるという働き方になります。

いっぽう3交代制は、日勤・準夜勤・夜勤の3グループで交代して働きます。
8時間勤務になるのが一般的です。

週休2日のところが多い

工場では、週休2日制を取り入れていることが一般的です。

ライン作業を行う工場の多くは、24時間体制で稼働しています。
これは、ラインを止めたり動かしたりすることによるロスを減らし、一定の速度でラインの稼働を続けることで生産性を安定させるためです。

生産ラインを月曜から金曜まで動かして、土日に稼働を止めるため、休日も土日の週休2日になります。
土日以外はラインを動かしているので、祝日でも休みにならないこともあるでしょう。
祝日に休みをとれない分、年末年始やお盆などは長期休暇をとれるところが多いようです。

ただし、年末年始やお盆に繁忙期を迎える工場では、その時期に休みをとれない場合もあります。

年齢・経験不問の求人もある

工場の仕事は、年齢や経験を問わず募集している求人がたくさんあります。
学歴や特別な資格がなくてもできる仕事が多く、作業もマニュアル化されているため、初心者でも簡単にはじめられるでしょう。

他業種からの転職がしやすいのも、工場勤務の特徴です。
工場の仕事は、学生や主婦、シニアまで、幅広い世代の人が活躍できます。

なかには、友人同士の応募もOKという求人もあるので、1人で新しい職場に勤めるのが不安という人にもおすすめです。

日払い・前払い制度がある場合も

工場によっては、日払いや前払いに対応しているところもあります。

日払いでは、給料の締めを1日単位で行います。
日払いの給料は基本的に、仕事終わりにその日の分を受け取れますが、工場によっては、締め日と支払い日が違うこともあるので注意が必要です。
月曜日分の給料が、翌日や翌週支払われるというケースもあるので、事前に確認しておきましょう。

前払いの場合は、金額や回数が制限されていることもあるため、こちらも確認が必要です。
すぐにお金が必要だという人は、日払いや前払い制度がある工場を選ぶと良いでしょう。

寮や社食など福利厚生も充実

工場は、寮や社社員食堂などの福利厚生が充実していることが多いです。

寮は工場の近くにあったり、電車で通う距離だったりと様々ですが、賃貸で部屋を借りるよりも格安で住めます。
家具や家電も完備しているところであれば、引っ越しにかかる初期費用も節約できます。

工場の立地によっては、近くに飲食店がないこともあるため、社員食堂を導入していることもあります。
社員食堂がある場合は、1食数百円程度で利用可能。工場内のコミュニケーションの活性化や、従業員の健康管理にも役立っています。

忙しい毎日の中で、1食分でも食事を用意する手間が省けるというのは、大きなメリットといえるでしょう。

工場で働くやりがい


工場の仕事は、自分が担当する作業を淡々とこなすだけというイメージを持たれがちです。
実際のところ、単純作業の繰り返しになることがほとんどですが、その中でもやりがいを感じられるポイントがいくつもあります。
工場で働くことのやりがいについて見ていきましょう。

自分なりの工夫ができる

工場の仕事は、すべて手順が決まっています。
詳細にマニュアル化されているおかげで、初心者でもスムーズに仕事ができるようになっています。
しかしマニュアルはあくまでも、誰もが一定の品質を保てるようにするためのものです。

仕事に慣れてきたら、作業に自分なりの工夫を取り入れましょう。
自分なりの工夫をすることで時間短縮できれば、さらに多くの作業をこなせるようになります。
いわれたことだけをするのではなく、ひと工夫加えて作業の効率化を考えることは、工場勤務のやりがいだといえるでしょう。

スキルアップを実感できる

工場の仕事は、勤務時間・手がけた製品の数・失敗した回数などが、数字として可視化されやすいのが特徴です。
最初のうちは時間がかかっていた作業も、慣れるにしたがってスピードが速くなり、ミスの回数も少なくなります。

「今日はこれだけの数をこなした」「先週までは1日に何回も失敗していたけど、今週はミスをしなかった」など、自分が行った作業の成果がはっきりわかります。

自分の仕事が数字として見えるので、スキルアップを実感しやすく、モチベーションも高まりやりがいを感じられます。

まとめ

工場には様々な職種があります。
専門知識や資格が必要な職種もありますが、資格がない未経験者でもできる仕事もたくさんあります。

勤務体系はシフト制を取り入れていることが多く、日勤から夜勤に勤務時間が変わる時は、生活リズムを崩さないように気を付ける必要があります。

今回紹介した、「工場で働くやりがい」なども参考にして、働きやすい工場の求人を探してくださいね。

松本 隆志 採用統括グループ長
株式会社ワールドインテック採用統括グループ長
松本 隆志

採用組織の責任者として、戦略立案から広報、ブランディングまでを統括。「継続は力なり」を座右の銘とし、昨日より今日、一歩前進する姿勢とチームワークを重視する。趣味のゴルフや運動で培った活力を活かし、技術者や研究者が「なりたい姿」を諦めず、自身の可能性を最大限に広げられる社会の実現と環境構築に尽力している。

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