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エンジニアがスキルアップするための勉強方法5選!必要な理由も解説

エンジニアとしてのキャリアを一歩前進させるためには、技術力と専門知識の向上が不可欠です。常に進化し続けるIT業界において、スキルアップは自身の市場価値を高めるための鍵となります。


本記事では、エンジニアがスキルアップするために必要な理由と、そのための具体的な勉強方法を5つ紹介します。また、キャリアアップ後に期待できるポジションも探ります。ぜひ参考にしてみてください。

目次

エンジニアにスキルアップが必要な理由



冒頭でも先述したように、エンジニアとして働き続けるためにはスキルアップが不可欠です。なぜエンジニアにスキルアップが必要なのか、理由を具体的に解説します。
 

実力や実績が重視される

エンジニアリングの世界では、年功序列ではなく実力や実績がそのまま評価につながります。つまり、スキルアップによって技術力を向上させることは、プロジェクトでの成功率を高め、より優れた実績を築くための基盤になるのです。プロジェクトで成功をおさめればクライアントからの信頼を得ることに直結するので、結果としてキャリアにおける地位や評価も高められます。
 
一方でスキルがない人は、そもそも任せてもらえる業務が限定されてしまい活躍の機会が少なくなってしまうため、常に自分をアップデートし続ける必要があります。
 

年収アップにつながる

スキルがあれば評価が上がるため、役職や待遇も向上し、結果的に年収アップにつながります。
 
また、転職市場においても、専門性の高いスキルを身につけることで雇用市場における価値が高まり、より良い給与条件のオファーが期待できるでしょう。
 

IT業界は変化が激しい

IT業界は常に新しい技術やトレンドが生まれる分野です。この急速な変化に追いつくためにも、エンジニアは最新の技術や知識を常に学び続ける必要があります。古い技術だけを頼りにしていると、仕事に反映させることができず、時代遅れになるリスクが高まります。トレンドを理解して需要に対応できるようにしましょう。
 

転職に有利になる

先ほど軽く触れたように、スキルアップすることで転職市場における自身の価値を高められます。特に、需要の高い技術力や今後活用の場が増えそうなスキルの経験を持つエンジニアは、より良い条件で転職できる可能性があります。キャリアの選択肢を広げるためにも、スキルアップは重要です。


エンジニアがスキルアップするべき能力



エンジニアに求められるスキルはさまざまですが、中でも磨くべき能力は主に以下の5つです。

  • プログラミングスキル
  • コミュニケーションスキル
  • マネジメントスキル
  • 論理的思考力
  • 英語力

それぞれ詳しく解説します。
 

プログラミングスキル

エンジニアの基本であり、もっとも重要なスキルの一つがプログラミング能力です。文法や構文、データ型、演算子、制御構造などの基本的な知識をしっかりと身につけておく必要があります。プログラミングの効率とパフォーマンスを向上させるためには、アルゴリズムとデータ構造に関する知識も重要な要素です。
 
また、新しい言語やフレームワークの習得は、技術の進歩に対応するために必須といえます。
 

コミュニケーションスキル

技術だけでなく、チームメンバーやクライアントとの円滑なコミュニケーションも重要です。プロジェクトを円滑に進めるにあたって、具体的に相手の意図を理解する力や自分の考えをわかりやすく伝える力などが求められます。


日常生活の中で意識的にコミュニケーションを取るように心がけ、相手の話をよく聞き、自分の考えを効果的に伝えられるように練習しましょう。

 

マネジメントスキル

リーダーやマネージャーとしての役割を果たすためには、プロジェクト管理やチームの指導能力が求められます。具体的には、プロジェクトの目標設定と達成に必要なリソースやスケジュールの管理、またメンバーの特性を理解して最大限生かすためのマネジメントです。さらに上位のポジションへの昇進を目指す際には、特に重要といえます。
 

論理的思考力

問題解決や効率的なコーディングには、論理的思考力が必要です。複雑な課題を分析し、最適な解決策を見つけ出す能力は、エンジニアとしての価値を高めます。例えばパズルやゲームなどの問題を解くなど、問題解決や仮説思考のトレーニングを行うことで鍛えることができます。
 

英語力

グローバルなプロジェクトや最新の技術資料にアクセスするためには、英語力が不可欠です。特に国際的なプロジェクトに関わる場合、英語でのコミュニケーションは必須といえます。

海外の文献や仕様書を読み解くための読解力、海外のエンジニアとオンライン会議を行うためのリスニング力とスピーキング力、報告書を書くためのライティング力は身につけておきましょう。英語のAPIドキュメントを読んだり、技術系ポッドキャストやYouTubeなどを見たりすると有効です。


エンジニアのキャリアアップには資格取得がおすすめ



エンジニアのキャリアアップには、資格の取得が一つの有効な方法です。資格はその人の技術レベルを客観的に示すものであり、キャリアアップを図るうえで有利に働くことが多いです。また、資格取得の過程で得られる知識や技術は、実務においても非常に役立ちます。
 
【エンジニアのキャリアアップにおすすめの資格一覧】

基本情報技術者試験

ITエンジニアの登竜門として位置づけられる国家資格

 

応用情報技術者試験

基本情報技術者試験の上位資格

情報処理安全確保支援士試験

ITセキュリティに関する国家資格

ITストラテジスト試験

ITを活用した経営戦略に関する国家資格

AWS認定資格

AWS認定資格は、Amazon Web Services(AWS)を活用するためのスキルを問われる資格

Azure認定資格

Microsoft Azureを活用するためのスキルを問われる資格

Google Cloud Platform(GCP)認定資格

Google Cloud Platformを活用するためのスキルを問われる資格

オラクルマスター

Oracle Databaseを活用するためのスキルを問われる資格

CCNA(Cisco Certified Network Associate)

Cisco Systemsのネットワーク機器を活用するためのスキルを問われる資格

CCNP(Cisco Certified Network Professional)

CCNAの上位資格


エンジニアのスキルアップにおすすめの資格は、自分の目指すキャリアやスキルによって異なります。自分の目標やスキルレベルを把握した上で、適切な資格を選択するようにしましょう。


エンジニアがスキルアップするための勉強方法5選



エンジニアがスキルアップするためにおすすめの勉強方法を5つ紹介します。資格取得に向けて勉強する際にも有効な手段なので、ぜひ実践してみてください。
 

書籍

専門書を読むことは、基礎知識から最新の技術トレンドまで幅広い情報を得るための良い方法です。定期的に新しい本を読むことで、知識の幅を広げることができます。資格ごとに参考書や問題集などが出されているので、目を通してみましょう。
 

オンライン講座

オンライン講座は、自分のペースで学べる点がメリットです。仕事が忙しくなかなか時間を取れない人でも、通勤時間などを活用して場所を選ばずに受講できます。最新の技術やトレンドに関する講座も多いので、実践的なスキルの向上に役立ちます。
 

YouTube

YouTubeでは、多くのエンジニアが自身の知識や技術を動画投稿して共有しています。無料でアクセスできるので、気軽に最新の情報や技術トレンドを学ぶことが可能です。
 

セミナー

セミナーに参加することで、実際のプロジェクトや最新のトレンドについて学ぶことができます。また、他のエンジニアとのネットワーキングの機会も得られるので、自身の携わるプロジェクト内だけでは知りえない情報に触れることが可能です。
 

勉強会

同じ分野や技術に興味を持つエンジニアと情報交換をすることで、新たな知見を得ることができます。実際の経験に基づく実践的な知識を共有する場として、勉強会は非常に有効です。


エンジニアがキャリアアップ後に期待できるポジション



キャリアアップすることで、以下のようなポジションに着くことが期待できます。

  • プロジェクトマネージャー
  • ジェネラリスト
  • スペシャリスト

それぞれどんな役割なのか、詳しく説明していきます。
 

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、技術力とマネジメントスキルを兼ね備えたポジションです。プロジェクトの全体管理を担い、チームを率いるリーダー的な役割を果たします。
 
プロジェクトの目標を達成するためには、プロジェクトの対象となる技術やプロジェクトを実行するために必要な技術を理解しておかなければならないため、技術的な知識やスキルが求められます。また、プロジェクトの計画・実行・管理を行うためのマネジメントスキルも身につけておくことが必要です。クライアントやチームメンバーと円滑にコミュニケーションを取りながら進行しなくてはならないため、コミュニケーションスキルも必須です。
 
これらのスキルに加えて、プロジェクトを成功させるべく真摯に仕事に取り組める責任感、さまざまな課題やトラブルを投げ出さずに解決できる忍耐力、予期せぬ変化に対応する柔軟力がある人はプロジェクトマネージャーに向いているといえます。
 

ジェネラリスト

ジェネラリストは、特定の分野に特化したスペシャリストではなく、幅広い知識やスキルを身につけた人材のことです。企画立案や顧客折衝、マネジメントやコンサルティングなど携わる範囲はさまざまです。そのため企業や組織においては、ジェネラリストが求められる場面が増えています。
 
ジェネラリストは企業や組織の垣根を超えてさまざまな人と関わりながら仕事を進めていく必要があるため、コミュニケーションスキルやリーダーシップなどのスキルが重要です。
 
また、多様な分野の知識や情報を理解したうえで組み合わせて物事を考えなくてはいけないため、広い視野と多角的な思考力を持つ人はジェネラリストに向いているといえます。
 

スペシャリスト

スペシャリストとは、特定の分野において深い専門知識やスキルを身につけた人材のことです。スペシャリストの仕事内容は専門分野によってさまざまで、新しい知識や技術の研究・開発、それらを活かした課題解決、商品やサービスの製造や営業など多岐にわたります。
 
特定の分野における深い知識やスキルがあることは前提なので、常に新しい知識や技術を学ぶ姿勢を持ち続けていることが大切です。そのため、探求心と向上心があり、集中力と忍耐力についても兼ね備えてる人が向いているといえます。


まとめ



今回は、エンジニアにとってキャリアアップが必要な理由やおすすめの資格、勉強方法について紹介しました。変化の激しいIT業界においては、日々勉強を欠かさずにスキルアップをしていないと世の中の需要に対応できなくなる可能性があります。スキルを磨いておけば、待遇や給与のアップも期待できるうえ、転職市場においても自身の人材としての価値を高めることが可能です。
 
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