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期間工から正社員になるには|登用試験を受けるために必要な条件

目次

「今は期間工として働いているけれど、これから正社員を目指したい」。そう考えたことはありませんか。

勤務先の、社員登用制度を利用したいという人もいるかもしれませんね。

期間工としての経験があれば、社員登用制度を利用して大手メーカーの正社員になることも夢ではありません。


期間工から正社員になりたいと考えている人のためにこの記事では、期間工から正社員になるための条件や、社員登用試験の内容を紹介します。


少しでも採用の確立を高めるために、しっかりチェックしてください。


期間工から正社員になるための条件


期間工として働き始めたとしても、そこから正社員になることは可能です。


ただし誰もが正社員になれるわけではありません。

企業によって正社員登用の基準や採用条件は異なりますが、採用試験に合格して正社員になるためには、以下の条件をクリアしておく必要があります。


  •   上司の推薦を受ける
  •   1年以上勤続している
  •   勤務態度の評価が高い
  •   遅刻・欠勤・早退をしない


各項目について詳しく見ていきましょう。


上司の推薦を受ける

社員登用制度を利用するためには、上司の推薦が必須です。

どれほどやる気があって努力していても、上司からの推薦がなければ登用試験は受けられません。

いつも働きぶりを見ている直属の上司が認められないような人は、企業としても認められないでしょう。

「上司の推薦」というのは企業側からすると、人材を見極めるための最低限の担保でもあります。


とはいえ、推薦を受けること自体はそれほど難しくはありません。

真面目に仕事に取り組んでいる人であれば、比較的スムーズに推薦を受けられるでしょう。

そのためにも、日ごろから上司との関係を円滑にしておくことが重要です。


1年以上勤続している

勤務先にもよりますが、社員登用試験を受けるにあたり、期間工としてその職場で1年以上勤続していることを条件としているところが多いようです。


企業によって、年に1回採用試験を行うところもあれば、年に4回採用試験を行っている企業もあります。

年に1回しか採用試験がない場合、1年勤続して条件を達成できるのが採用試験終了後のタイミングだったら、次の試験まで約1年間待たなくてはいけないこともあるでしょう。


勤務態度の評価が高い

期間工としての勤務態度が良く、評価の高い人材でなければ、正社員になるのは難しいでしょう。

大手企業の場合、通常採用で正社員になろうとしたら、学歴や職歴などが重要視されます。

企業がなぜ社員登用制度を導入しているのかといえば、学歴や職歴に関係なく、やる気や実力のある人を正社員として採用するためです。


ですから、勤務態度の評価が高くなければ、期間工から正社員を目指すのは難しいでしょう。

勤務態度の評価を上げるために押さえておきたいポイントは以下の通りです。


  • 残業に協力する
  • ミスが少ない
  • 真面目に作業している
  • 協調性がある など


遅刻・欠勤・早退をしない

遅刻や欠勤、早退が多いと、採用試験ではマイナスポイントになります。

有給休暇など、事前に申請している休みなら問題ありませんが、急な遅刻や欠勤が多い人に安心して仕事を任せられません。


時には体調不良で休むこともあり得ますが、それがたびたびあるようだと心証も悪くなるでしょう。

遅刻・欠勤・早退が多いと、上司の推薦をもらうときにも影響します。

期間工から正社員を目指すのであれば、できるだけ無遅刻、無欠勤を目指しましょう。


期間工から正社員になる登用試験の内容


無事に上司の推薦を受けられたら、いよいよ登用試験に挑戦することになります。

社員登用試験では、主に面接試験と筆記試験の結果で採用が決められます。

面接試験と筆記試験で押さえておきたいポイントを確認していきましょう。


面接

正社員登用試験の面接では、どのような質問をされるのでしょうか。

面接でよく聞かれる質問をまとめました。

  • 志望動機
  • 期間工から正社員になりたいと思った理由
  • 期間工から正社員になるために努力してきたこと
  • 正社員になったらやりたいこと
  • 製品の品質に関して気を付けていること
  • 安全面で気を付けていること
  • 体調管理で気を付けていること
  • チームワークに必要だと思うこと


企業によって質問内容は変わりますし、個人面接が行われる場合もあれば、複数人のグループで集団面接を行う場合もあります。

紹介した質問例を参考に、どのような質問に対しても明確に答えられるようにしておきましょう。


筆記試験

筆記試験では、学力の高さではなく、社会人として最低限の知識があるか、仕事への適性は認められるかを判断するために行われることが多いようです。


学力や経歴ではなく、個人の資質を測定するために、SPI(総合適性検査)を取り入れている企業もあります。

どちらにしても、難易度的にはそれほど高くはないでしょう。


ただし、まったく対策をしないで合格できるほど甘くはありません。

書店でテキストを購入して事前に勉強しておくことをおすすめします。


期間工から正社員を目指すときの職場選び


期間工から正社員になろうと考えているのであれば、どの企業を選ぶのかが重要なポイントです。

正社員を目指すのであれば、最低限として正社員登用制度のある企業を選ばなくてはなりません。その際、過去の登用実績が明記してある求人を選びましょう。

正社員への登用人数が多く、それをはっきり明記している企業は、それだけ期間工から正社員への登用を積極的に行っていると判断できます。


例えば大手自動車メーカーのスバルでは、これまでに1,913名の正社員登用実績があることを公開しています(2022年8月現在)。

年に4回の正社員登用試験を行っており、2022年8月1日付けでは46名が正社員に登用されています。


企業によっては、そもそも正社員登用制度を設けていなかったり、制度はあっても採用人数が少なかったりすることもあります。

せっかく正社員を目指すのであれば、少しでも採用確率の高い企業を選びましょう。


参考:【公式】スバル期間従業員(期間工)求人サイト



まとめ


期間工から正社員になるには、社員登用制度を利用する必要があります。

ただし社員登用制度を利用するには、勤務先での信頼と評価を得た上で、上司の推薦を受けなくてはいけません。

日ごろからコツコツ真面目に働いている人なら、推薦を受けること自体はそれほど難しくないでしょう。


期間工として働くときに、正社員になることを視野に入れて、登用制度に力を入れている企業を選ぶのも選択肢の一つです。

上司の推薦を受けチャンスを得られたなら、今回紹介した試験内容を参考に、面接や筆記試験の準備を行ってくださいね。




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