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フリーターは社会人経験なしと見なされる?正社員になるにはどうすればいいか解説

正社員を目指して就職活動を検討しているフリーターのなかには、自分は社会人経験があるといえるのか、気になる方もいるでしょう。一般的に社会人経験とは、正社員や契約社員、派遣社員として働いた経験のことを指します。そのため、フリーターとして働いた経験があっても「社会人経験なし」と見なされるケースもありますが、だからと言って正社員になれないわけではありません。
 
本記事では、フリーターと社会人それぞれの定義を踏まえつつ、フリーターから正社員になるためのポイントを解説します。

目次

フリーターは社会人経験なしと見なされることが一般的



前述したように、フリーターは社会人経験なしと見なされることが一般的です。その理由には、「社会人経験」がどのような経験に該当しているのかという点が大きく関係しています。
 
一般的に、社会人経験とは、学校を卒業した後に就業した経験のことです。学生時代のアルバイトやパートは含まれませんが、学校卒業後のアルバイトや派遣スタッフとしての就業は社会人経験に含まれます。
よって、フリーターであったとしても、学校卒業後にアルバイトとして従事していた場合は社会人経験があると判断されます。しかし、就職活動においては、フリーター=社会人経験があるとは見なされない可能性が高めです。
 
企業によって異なりますが、求人情報欄に「社会人経験必須」と記載されている場合、多くの企業は“最低限のビジネスマナーと責任ある仕事経験がある人”を求めています。フリーターは、会社に属して働いている従業員よりもスキルや専門性が低く、責任のある役割を担っているとは認識されません。
 
そのため、求人情報欄に「社会人経験必須」と記載されている場合は、フリーターも社会人経験に含まれるか確認してください。なお、「正社員経験1年以上」と記載されている場合は、フリーターのアルバイト経験は対象外となります。


フリーターと社会人の違い



では、フリーターと社会人はどのような違いがあるのでしょうか。それぞれの定義について詳しく説明します。
 

フリーターの定義

もともと、フリーターという言葉は、正社員・正職員以外の雇用形態で生活している人を指す「フリー・アルバイター」からきている言葉です。
 
厚生労働省の「若年者雇用対策の現状等について」によると、フリーターの定義は以下のようになっています。
 
15~34歳で、男性は卒業者、女性は卒業者で未婚の者のうち、以下に該当する者。
①    雇用者のうち「パート・アルバイト」の者
②    失業者(1ヶ月以内に求職活動を行った者)のうち探している仕事の形態が「パート・アルバイト」の者
③    非労働力人口で、家事も通学もしていない「その他」の者のうち、就業内定しておらず、希望する仕事の形態が「パート・アルバイト」の者
 
フリーターとパート・アルバイトに法律上の違いはなく、すべて「パートタイム労働者」という区分になります。一般的に、フリーターは非正規雇用で生計を立てている人、アルバイトは主に学生が多いという点が特徴です。
 
パートは、厚生労働省によると「1週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用される通常の労働者の1週間の所定労働時間に比べて短い労働者」と定義されています。
 
このように、フリーターの雇用形態は非正規雇用となるため、正規雇用となる社会人よりも社会的信用がありません。また、フリーターはシフトを自由に組めたり、気軽に辞めたりできるというメリットはありますが、雇用が安定せず、収入も増えにくいというデメリットがあります。
 

社会人の定義

社会人に明確な定義はありませんが、「社会で何らかの役割を担って活動している人」という認識が一般的です。アルバイトで収入を得ている学生や、保護者の庇護を受けている無職の人などは社会人に含まれません。
 
広い意味で捉えると、フリーターも社会人に含まれることになりますが、採用現場でいう社会人とは認識が異なります。採用現場における社会人とは、会社に籍を置いている正社員のことです。アルバイトやパートとして働くフリーターは、残念ながら採用現場では社会人として認められません。


フリーターが就職するのは難しい?



前述したように、採用現場ではフリーター=社会人とは見なされないことが多いので、キャリア採用での就職は難しいといえるでしょう。
 
労働政策研究・研修機構が行った調査から、フリーターである期間が長ければ長い人ほど就職率が低下することがわかりました。「フリーター継続期間と正社員になれた割合」の図表を見てみると、フリーターの継続期間が6ヶ月以内と5年以上では、正社員になれた割合が約40%も違います。
 
採用側からすると、「フリーターには責任感やビジネススキル・マナーを求められない」「これまでの就業経験を社会人経験として見なせない」「すぐに辞めてしまうかもしれない」という理由から、フリーターの雇用を懸念する傾向があるようです。
 
また、求職側も、自分の中で活かせるスキルやアピールポイントを見つけることができず、やりたい仕事や就職活動の仕方がわからないなどの不安も相まって、就職が難しくなっています。


フリーターから正社員になるにはどうすればいい?



正社員としての社会人経験がある人よりも就職が難しいフリーターですが、決して正社員になれないわけではありません。では、どうすればフリーターから正社員になれるのでしょうか。
 
押さえておきたいポイントは、以下の4点です。

  •  就職活動の軸を明確にする
  • 求人サイトやエージェント、ハローワークを活用する
  • 資格を取得する
  • 正社員登用の可能性があるアルバイトを探す

前述したように、フリーター期間が長くなるほど就職が難しくなるので、できるだけ早めに就職活動をすることが大切なポイントとなります。
 
また、フリーターでも長く務めてきた先で得た知識やスキルを身に付けていれば、応募先への十分なアピールが可能です。
 

就職活動の軸を明確にする

就職活動を始める前に必ずやるべきなのが、就職活動の軸を明確にすることです。
自分がやりたい仕事は何か、アピールポイントは何か、譲れない条件はあるかなど、「仕事・企業選びに対する基準」を作りましょう。仕事といってもさまざまな業種や職場があり、企業が求めているスキルや人材も異なります。
 
数ある仕事や企業の中からフリーターでも採用しているところを選ぶのは大変な作業になるため、自分の中で就職活動の軸をハッキリとさせておきましょう。就職活動の軸が明確になれば、効率的に就職活動ができるだけでなく、仕事・企業選びのミスマッチを防ぐこともできます。
 
また、面談時などで「あなたの就職活動における軸は何ですか?」と聞かれることもあるので、心構えとしても、先に就職活動の軸を明確にしておくと安心です。
 

求人サイトやエージェント、ハローワークを活用する

希望職種を見つけるためにも、求人サイトやハローワークをこまめにチェックしてください。特定の業種に特化した求人サイトも登場しているので、希望職種の求人を多く取り扱っている求人サイトを利用するといいでしょう。
 
また、ハローワークの窓口に直接足を運ぶことも大切です。ハローワークでは就職活動のサポートが受けられるほか、適職診断、職業訓練の紹介など、就職・転職に関するさまざまな相談にのってもらえます。
 
日常生活が忙しく、なかなかハローワークに行けない、求人サイトがチェックできないという方は、就職エージェントを活用するのも方法の1つです。自分の代わりに、希望に合った求人を見つけ紹介してくれます。
 
求人を紹介してくれるだけでなく、履歴書の書き方から面接対策などアドバイスや講習が受けられるのも、就職エージェントを利用する大きなメリットです。
 

資格を取得する

やりたい仕事が明確になっている場合、必要な資格を取得することでスキルや熱意をアピールできます。

たとえば、工場や倉庫など軽作業では、フォークリフト運転技能者や危険物取扱者といった資格が役立ちます。プログラマーやIT系エンジニアとして働きたい場合は、プログラミングやシステム系の資格を取得するのがおすすめです。
 
資格にも国家資格、公民資格、民間資格と種類はさまざまですが、難易度が難しい国家資格であるほど社会的信用が得られます。何よりも、資格を取得することで自分の自信に繋がり、知識を新しい職場で活かせるでしょう。
 

正社員登用の可能性があるアルバイトを探す

書類で落とされたり、就職活動がうまくいかないことが多かったりすると、フリーターから正社員として就職すること自体に大きな不安を感じるものです。今の自分では難しそう、職場環境がわからないなど不安を抱えている方は、正社員登用の可能性があるアルバイトを探してみてください。
 
企業の中には、契約社員や派遣社員、アルバイト・パートなど非正規雇用者を正社員へ雇用転換する「正社員登用制度」を導入しているところがあります。
 
最初はアルバイトとして働きながら実績を重ねていき、実績が認められれば正社員になれる可能性があります。必ずしも正社員になれるわけではありませんが、仕事に対するモチベーションが保てるでしょう。
 
なお、派遣社員の働き方として、「紹介予定派遣」というものがあります。派遣先の企業との直接雇用を前提とした人材派遣システムです。一定期間派遣先で働いた後、派遣先企業と派遣スタッフの合意があれば、派遣先企業で正社員・契約社員として直接雇用されます。


まとめ



フリーターは、「仕事に従事した経験」という意味では社会人に含まれますが、採用現場では「社会人経験なし」と見なされるケースが一般的です。採用現場における社会人とは、正社員や契約社員、派遣社員など会社に籍を置いて働いた経験のある人を指しています。そのため、社会人経験のある人に比べるとフリーターは就職が難しい傾向ですが、決して正社員になれないわけではありません。

エージェントや求人サイトを活用する、資格を取得する、正社員登用制度を利用するなど、有効な方法は多数あります。自分に向いている方法で、正社員を目指しましょう。


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